株取引実践記5 ルール編

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株に限らず、スポーツでも何でもそうですが、 何かをやる限り、そこに必ず失敗があります。

「株取引で成功している人は、失敗なんてしない人」 と思っている人もいるかもしれませんが、 それは大きな間違いです。

株で生活している人でもやっぱり失敗をし、 時には大損をこいたりするのです。

ただ、株で自己破産する人と、プロの人の違いは

この2点だと思います。

まず、株のプロは取引口座に全財産を注ぎ込むような 無謀・無茶を冒すことはありません。

たとえ全額スったとしても、再びチャンスが訪れた時、 すぐに再出発できる位の財産は残しているものです。

そして、 株のプロは、失敗しても「失敗は失敗」と割り切り 失敗から何かを学び、次のチャレンジでそれを活かすのです。

ルールブックを作ろう

ですので、株でもFXでも何でも良いのですが、 「失敗した」と感じたときは、 「何故失敗したのか」 「失敗から学んだこと」 「どうすれば、次は上手くいくか」 等をノートに書き出し、

「自分なりのルールブック」を作成しましょう。

間、手痛い失敗をしても、時が経てば忘れるものです。 そこがまた人間の良いところでもあるのですが、 忘れちゃったら、次に活かせないじゃないですか。 だから記録を残しておくのです。

株取引を続けていると、少なからず失敗をするので、 失敗から学んで記録をつけておけば、自分なりの、 どこにも売っていない、貴重なルールブックが出来上がります。

私はまだ株を始めて約半年(2012年当時)ですが、 色々な失敗をしてきました。

一発でドカンと注ぎ込む売買をしていた、 情報に踊らされる売買をしていた、 ドカンと注ぎ込んだ後は値動きから目が離せず、 不安で不安で仕方なかった、 売りから入り、さらに値上がりすると 恐くなってすぐに手放し、それを4回も繰り返してしまった、 値動きが小さいからといって放置し、半ば塩漬け状態にしていた。

こういった、場合によっては思い出したくもないような失敗を 記録しておき、「どうすれば次は上手くいくか」を考えるのです。

ルールから外れない限りは死なない

失敗から学んだ後、次からはそのルールブックにのっとり 取引をしていきましょう。

何度も痛い目に遭っていると、 ルールブックの内容も充実してきて、 「何をやったらマズいのか」「何をやったら上手くいくのか」 ということが分かってきます。

たとえルールブック通りに取引をして、 その結果損をしたところで、自分で決めたことなので納得できますし、 何より、「大怪我」することはあっても死ぬことはありません。

丁度『賭博黙示録カイジ』に出てきた、人間競馬と空中鉄骨渡りの 違いと同じようなものだと思ってください。 ※人間競馬:地上10メートル位の平均台渡り。下にマットが敷いてある。 空中鉄骨渡り:地上74メートルの鉄骨平均台渡り。落ちると死ぬ。

似ているようで、失敗して「命を落とすか落とさないか」大きな違いがあるのです。 「自分で作ったルールから外れない限り、死なない!」 これを肝に銘じ、安全な取引を心掛ければ、 あなたは自ずと成功に近づいていくのです。

手仕舞い編に続く。

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