今回は「ものを捨てる」ことについて思うことを書いていきます。
私は子供の頃から掃除が苦手でした。 ただ、ものを捨てることに関しては昔から思い切りが良く、 ガンプラやラジコン、ミニ四駆、はたまたファミコンソフトなど、 「もう充分」と思ったものは、ジャンジャン捨てていました。
「ファミコンソフトとか売れば良かったじゃん」 と思われるかもしれませんが、 子供だったので売りに行くのが面倒でしたし、 そして、売るのは「何か違う」という感じがして、売るのではなく、捨てていました。
また、「気楽に繰り返す」の冒頭に書いたとおり、 ニートの状態から東大受験を決意した時も、 プレステ、ドリキャス、エ口ゲ、漫画など売れば結構な金になったものを全部捨てましたし、
「東大受験年表」に書いたとおり、 センター試験で痛恨の点数を取った後、 あれだけ愛用していた東大受験のための問題集や参考書を 一部を残して全部捨てました。
残った一部の参考書は、駒場の試験会場まで 持っていき、試験終了後、ゴミ箱に捨てて帰りました。
そして、 東大を卒業する時も、東大生の時に使用していた教科書や 研究のために読んでいた本を、全部捨てたのです。
私は、人生の節目ごとに、周囲にあるものを捨てて、 スッキリした気分で、未知のエリアに踏み出していったのです。
とまあ、私は子供の頃から 「捨てること」が大好きな人間でした。
このことを意識したことはあまり無かったのですが、 ニートでヤケ酒飲んでいた時や ブラック企業で嫌々働いていた時などは、 「俺は昔から捨てることが大好きだから、 とうとう人生まで捨ててしまったんだろう」 などと考え、いじけておりました。
そんなこんなで、ある日、ボブ・プロクターという人 (『ザ・シークレット』の最初に出てくる白髪メガネのオッサン) の「You were Born Rich」という本を読んでいたら、 本の最終章に「空白の法則」というものが載っていました。
どんな法則かというと
「この宇宙は何も無い『エンプティな空間』があると、 それを埋めようとする法則が働くので、 物にせよ思考にせよ、いらんものはジャンジャン捨てろ、 そうすれば新しいものがジャンジャン入ってくる」
という、理科の時間にやったことあるような自然科学の法則を、 日常生活に当てはめたものでした。
それを読んだ私は、 「自然科学の法則に似ているけど、人間の生活も自然科学の一部だよなぁ」 と、某ガンダムの主人公のようなことを思いながら感心してしまいました。
そして、 「俺も人生の節目ごとに物や考え方を捨て、空っぽにしてきたから それを埋め合わせるために、新しい人生が開けていったのかなあ」 と思いました。
というわけで、いらないものを捨てて、あなたも人生変えてみませんか。 私の「ものを捨てる」際のポイントは3つです。
「まだ着るかも」とか「まだ使うかも」と 迷ってしまったものは、思い切って捨てましょう。
「いるかいらないか迷うようなもの =一生使わない、不必要なもの」 という認識を持ってください。 もし必要になったら、また買えばいいだけの話です。
ゲームやCDなど、売れば金になるものを捨てる場合、 ブックオフなどに売ったりせず、ゴミ袋に入れて捨てるか 人にタダであげましょう。
前述の「空白の法則」によると、 本、CD、ゲーム、ブランドバッグなどを売ってしまうと、 売って受取ったお金、はした金が「空白を埋める新しいもの」となり、 受取った少額のお金以外は、もはや何も受取れない状態になるとのことです。
自分がいらないものを売って得た少額のお金か、それとも、もっと新しい何かか、 選ぶのはあなた次第ですが、私はもっと新しい何かが欲しいので、 いつも捨てるか人にタダであげています。
まあ、当たり前のことです。 間違って車のキーや卒業証書などを捨てないようにしましょう。 (私は家のスペアキーを捨てたことがある!!!!!!)
以上、捨てることについて述べてみましたが、 「そうじ力」より先に、「いらんものはジャンジャン捨てる」 をやった方がいいように思えます。 その方が掃除しやすくなりますし、 私の経験上、本当に新しい世界が開けてきます。
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