あなたが嫌う「嫌な奴」の正体:『もう、不満は言わない』21日間チャレンジ

前回の記事:不満を言ったり心配しても事態は好転しない

21日間不満を言わないことにチャレンジする『もう不満は言わない』実践記ですが、 開始してからはや4ヶ月以上が経過してしまいました。

そろそろ21日間完走したく、なるべく口をきかず黙って生活するようにしています。

現在、久々に1週間突破し、残り2週間です。

ちなみに、腕に着けていた100均のゴムバンドですが、 汚くなったので何か代用品はないかと探しているとランス・アームストロングの リストバンドというものがありました。

安かったしチャリティー物だったので?早速購入して心機一転、装着したのは良いのですが、 この腕輪を着けて2日後に、当のランス・アームストロングがドーピング疑惑で 国際自転車競技連合から追放されてしまいました... どういうことなの...

嫌な奴の正体とは

まぁそんなこんなで、不満を言わないようにしている毎日ですが、 色々やっていく中で気付いたこともありました。

私が不満を言う時は、決まって精神が不安定になっているのですが、 その精神が不安定になるきっかけというのが、 頭にくるニュースを見たり嫌な奴と会話したりする時なのです。

そのため「あいつの所為で、あのニュースの所為で気分を害した」などと考え、 自分が不愉快になるのは、全部他人の所為だと思い込んでいました。

頭では色々分かっているつもりでも、いざ自分の前に嫌な奴や嫌なニュースが表れると、 どうしても気分を害してしまうのでした。

そして、「クソッ!」とか「畜生」などと口に出してしまい、 またはじめからやり直しとなるのでした。 この事態にウンザリした私は、自分の思考パターンを分析してみることにしたのです。

分析した結果理解できたことは、 自分が嫌な奴だと思っている人間は、大抵の場合、 自分が嫌っている自分自身の醜い部分の生き写し ということなのでした。

分かりやすい例を挙げると、 原発事故が起きても無責任に逃げ回る東電の連中や政治家、 生徒が自殺してもひたすら自己保身に走る教師や教育委員会、 こういうのを見る度に私は頭にきていたわけですが、 かくいう私の中にも、無責任な部分、自己保身に走る部分が確かにあるのです。

もし私が東電や教育委員会の人間だったら、 彼らよりももっと無責任に逃げ回り、ひたすら自己保身を決め込んでいたでしょう。 ニュースにしろ対人関係にしろ、私が頭にきていた大部分は、 私の中の「醜い部分」を見透かされていたような感じがしたからなのでした。

このことに気付いた私は、以後頭にくるような人間に出会ったら 「俺が向こうの立場だったら、どういうことをするだろう」と考えるようになりました。 その結果、あまり腹が立つことが無くなったのです。

「自分の感情は、外部などでなく、他ならぬ自分自身が作っている」という真実は、 頭には入っていたのですが、実践を伴わないと何の役にも立たなかったのでした。

まぁこんな偉そうなことをダラダラ書いていますが、 何はともあれ21日間をきちんと達成したいです。 ※ちなみに『もう不満は言わない』の続編を買って読みましたが、始めの本だけで充分でした。

これからやってみようという人は、始めの本だけにしときましょう。 あとは100均か何かでゴムバンドを買って、腕にはめとけば良いです。 簡単にみえますが、かなり難しいです。

21日間達成した効果に続く。

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