はてしない物語は名作

ネバーエンディングストーリーは駄作

感想『はてしない物語』本と映画両方

私は幼稚園入学前から童話をはじめ果ては百科事典(子供向け)まで 色々と本を読んでおりました。

現在、マトモに生活ができているのも、8、9割がたは 小学校卒業までに読書を通して蓄えた知識のおかげなので、 子供時代の読書は私にとって大きな投資となったのでした。

このような自分の経験を鑑みるに、一番大事な投資というのは金云々でなく、 やっぱり教育ではないかと思ってしまいます。

ただ私の場合、誰から強制されることもなく、自分が好きで読んでいたので、 子供に無理やり読ませるのは逆効果で反抗心を煽るだけです。

※そういえば『トコちゃんはどこ』『だるまちゃん』などの童話を色々書いている、 かこさとし氏が東大工学部卒だと知ったのは、最近のこと。

そんな私にも当時スルーした本が色々とあって、 その一つがエンデの『はてしない物語』でした。

題名からして良作の印象を受けたのですが、 いかんせん長そうだったので現在まで読まず仕舞いで、 映画版共々、存在自体をすっかり忘れておりました。

ところが最近「もうスピリチュアル本や哲学書は飽き飽きだ」 となった折、ふと本書のことを思い出し、折角だし読んでみるか という運びとなったのです。

Amazonを見ると安い文庫版も出ているようですが、 こちらはえらく不評で「買うなら絶対豪華版」とあったので、 3000円支払って豪華版を買いました。

この豪華版、物語に出てくる本と外見が同じように作られていて、 しかも現実世界の話が赤色ファンタージェンでの出来事が緑色と 二色刷りになっており、これには作者のエンデも大喜びだったとか。

はてしない物語とネバーエンディングストーリー
その辺の辞書よりも大きい本書。ついでに映画のDVDも買った

感想

というわけで、休日に6時間かけて本書を読んだのですが、 読んでいる間は食事もとらず、外が暗くなったのにも気付かない程だったので、 相当面白かったのでしょう。

詳細を一々書いていきたいのですが、ネタバレになるので止めて大雑把に書くと

前半は冒険活劇の王道で面白かった、後半は仏教的、老荘思想的な話で面白かった といったところです。 ※作者は東洋思想の影響を少なからず受けていたようです。 後半の東洋哲学的なストーリーは、私には割としっくりきました。

下手な自己啓発本やスピリチュアル本読むよりかは、 こういう名作童話を読んだ方がよっぽど良いんじゃないかと思わせる体験でした。

映画版の感想

久々の名作に出会い感激した私は、その余勢をかって 『ネバーエンディングストーリー』も観ることにしました。

原作が面白かったので映画もさぞかし面白いだろうと思ったのですが… エンドロールが流れ始めた途端、 「なんだこれーー!」と思わず言ってしまいました。

前半の冒険活劇で話が終わったじゃありませんか! 途中で終わったので、最強の剣も魔女と甲冑部隊も出てこないし、 暗黒面に落ちたバスチアンとアトレーユの戦いも無いし、 アウリンの謎も本屋の爺さんの正体も分からず仕舞いじゃないですか!

スターウォーズでいうなら、アナキンがドゥークーを倒したシーンで 「この後もアナキンの冒険は続くが、それはまた別のお話」 というナレーションが流れてエンドロールに入る感じです。 アナキンが暗黒面に落ちたりとか、ルークと出遭って帰還を果たすとか、 その辺を全部端折って終わりにした位の投げっぱなしぷりです。

これはエンデが訴訟を起こしても仕方のないレベルだと 今の私は思うのですが、 もし小学生のときにこの本とこの映画を読んだり観ていたら、 「前半部分面白い。後半部分は暗いし意味不明」 「訳の分からん暗い後半部分を削った映画版こそ傑作」 という感想を持ったこと間違いなしなので、 何ともいえない気分になりました。

ただ、映画版のエンギウック夫妻が本で読んだ時のイメージ通りだったので、 そのへんは感動しました。

結論

子供のときの感じ方と現在の感じ方は、当たり前だが違う。 ただ、子供のときが間違いで現在が正しいという保証はどこにもない。

必要な情報は必要なときにおとずれる。

『13日の金曜日』シリーズはXまで観たが、 『ネバーエンディングストーリー』の続編は見る気がしない。

13日の金曜日シリーズで1番好きなのは、 4作目のコリーフェルドマンが出てくるやつ。

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