「呼吸に意識を向ける」ニューアース2017追記

前回の記事:Stillness Speaks英語版

今年1月から開始し、大好評?のうちに終了したニューアース2017の記事ですが、 少し書き足りない部分もあるので、予告通り追記します。

今回は8章に出てくる呼吸について。

みたいなことが書かれていますが、どういう風にやれば良いのかその方法について、 私がやって効果あったものを書いていまいります。

事の発端

「呼吸を意識する」「呼吸を観察する」というのがニューアースを読んでもサッパリ分からず、 ビニール袋を口に当ててスーハースーハーしてみたというのは 以前ニューアースの記事かワンネスの記事で書いた通りで、 呼吸を観察して何が楽しいんだろう、そんなもの効果あるのかと常々思っていました。

ところが最近、GW中にブックオフで100円本を漁っていたところ、 『ブッダの呼吸法』という本を見つけました。

「ブッダ」といってもゴータマシッダールタについての言及は少なく、 主に白隠和尚や山岡鉄舟がやっていた呼吸法がメインとなっていて、

これはおそらく著者が静岡生まれだからなのでしょうが、 良いのは著者が慶應医学部卒の医者であること。

『ヒーリング・バックペイン』の記事でも書きましたが、 ワケの分からん自称覚者や自称引き寄せマスターの言葉なんかよりも、 医者とか知識人の言葉の方が、説得力と信憑性がグッと増すというものです。 (これはひとえに私がインテリの片割れで、そういう価値観を持っているからなのだが。 あと、インテリの言葉なら全て鵜呑みにするわけでもない)

そんな医者が書いた呼吸法の本の中で、 私がやってみて面白かった「数息観」と「一分間呼吸」について、 以下書いてまいります。

数息観

まずこれ数息観。「呼吸に意識を向ける」「呼吸を観察する」をダイレクトに体験できる方法。

やり方は非常に簡単で、吸って吐くのを一呼吸とし、 「ひと〜つ、ふた〜つ、み〜っつ」と、呼吸を十まで数えるだけ。

ただし、やり方は簡単なのですが、実際に十まで数えるのが中々難しい。

本には「集中できずに11とか20とか十を超えて数えてしまいます」などと書いてありますが、

私の場合は5を超えたあたりから「今日の晩御飯何にしよう」とか「Amazonで注文したモノいつ届くだろう」とか 「パカ〜踊り踊るなら〜チョイと弁護士音頭開示〜♪」とかいって、 頭の中で下らない雑念や音楽が流れ始め、 「あれっ!?今8だっけ9だっけ」という風になること度々でした。

※念のため書いておくが、普段、私の頭にこのような低俗な曲が浮かぶことは、断じてない。 古今東西の名曲を書くとカスラックに難癖をつけられるおそれがあるため、 背に腹は代えられず仕方なくである。

こうやって文字にすると馬鹿みたいですが、 実際にやってみれば、普段いかに雑音が頭の中を占拠しているか自覚することができるし、 単に「呼吸を観察」よりもずっと効果があるので、是非ともやってみてください。

ちなみに呼吸の仕方は何でも良いとは思うのですが、 ゆっくり鼻から入れてゆっくり鼻から出すのが良いと思います。

一分間呼吸

お次はこれ。

吸って吐くという一呼吸を、1分間で1回にしちゃおうという試み。

本書によると、何でも「一呼吸45秒」あたりからその人が身にまとっている雰囲気というか、 オーラが変化するとのこと。

「こりゃあすごい」と思って私も試しに計測してみたのですが、 一呼吸がすでに45秒でした。

だからといって私のオーラが何か変わったとかそんなことはなく、 やっぱり1分にしないと効果ないのかと思って伸ばそうとするのですが、 50秒から先が中々伸びません。

あと、こういうのはヒマなときにやるのですが、 下らない動画とか見ながらやろうとすると吹き出してしまい、 全く上手くいきませんでした。

それはともかく、呼吸を長くするコツとしては、 本書に書かれていることと私の経験を合わせて書けば、

このような感じで、まずは30秒を目指し、45秒、50秒と伸ばしていけば良いです。

何か変わるかもしれませんし、変わらないかもしれません。

以上、「数息観」と「一分間呼吸」を紹介いたしましたが、 他にも本書には色々書いてあるので、興味ある人は読んでみてください。

また、別に本とか読まずとも、ネットで検索しても良いので、 自分に合うものを見つけてやってみれば良いと思います。

ニューアース追記その2 苦しみの終わりに続く。

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