Stillness Speaks

その10

解説『Stillness Speaks』その10

前回の記事

段々と適当になってきた当解説記事。

今回は8章のRELATIONSHIPS、特に人間関係について。

本章も前章と内容は同じというか、どの章も内容は同じで

「本来全ては一つなのだが、人間ひとりひとりの思考(=エゴ)によって、 それぞれが孤立しバラバラに感じている」 「なのでちょっとはワンネス的なものを感じましょうね」

といったことが書かれているのですが、具体的に説明しないと読み手は納得できないから、 「自然との関係」「人間との関係」というように各章に別れているのでしょう。

ちなみに「ワンネス」とやらの真偽についてですが、 これはスピリチュアルとかいう胡散臭い立場からでなく、

物理学的に考えてみれば全ては分子や原子、 さらにはそれらを構成するエネルギーから成り立ち、 何かの「法則」みたいなのに従って存在および振る舞っているので、

生物非生物問わず、全ての構造物の中身は究極的には同じであり、 ワンネスといえばワンネス、というのが現在の私のスタンスです。

簡単な許し

そんな個人的なスタンスは置いといて、本章についてはラストにある

Ultimately, of course, there is no other, and you are always meeting yourself. (もちろん、究極的には他者など存在せず、あなたはいつもあなた自身と出会っている)

が結論であり、これがおそらく真理なのでしょう。

こういう記述は分からなくもないし、 「なので他人を許しましょう」などと書かれているのを読んで 「なるほどそうだな」と一応は納得できるのですが、

レジに割り込まれた、前の車がノロノロ走っている、自分の容姿や肩書をからかわれた等… 実際に何かされた途端、本書にある御託なんてどこかへ吹き飛んでしまい、

「絶対に許さないよ」と怒り心頭になるのが殆どの人ではないでしょうか。 (これは自称覚者とか自称引き寄せマスターとかでも同じだろう)

それはそれでまぁ仕方ないし、無理に変える必要はないと思うのですが、 ここで紹介したいのは、私が高校卒業後に浪人していた頃の話。

その頃は新日を毎週見ていたのですが、確かG1かタッグ選手権か何かで橋本真也が膝を痛め、 その痛めた膝を蝶野(山崎一夫だったかも)に執拗に責められて負けたときの話。

ともかく、相手が誰か忘れたけど、痛めた膝を責められて負けた試合の後、 控室でリポーターから「痛めた膝を集中攻撃されて負けたことについて一言」と聞かれたとき、

「俺が相手の立場だったら、俺も相手と同じことをするだろう」 と橋本は答えたわけです。

それを聞いた当時のアホ浪人生だった私は 「橋本もカッコイイこと言うじゃないか」とえらく感動し、 今でもそのセリフが頭に残っているわけですが、

そのセリフこそが、本章にある

If her past were your past, her pain your pain, her level of consciousness your level of consciousness, you would think and act exactly as she does. With this realization comes forgiveness, compassion, peace. (ヘボ訳:もし「彼女の過去=あなたの過去」だったら、「彼女の痛み=あなたの痛み」だったら、 「彼女の意識レベル=あなたの意識レベル」だったら、あなたは彼女がやったように考え、振る舞うだろう。 これを理解すると許し、共感、平安がおとずれる)

そのものであり、これを読んで「下らない」「バカバカしい」と思うのは、 あなたがエゴに囚われているからであります。

話が脱線しましたが、何か不愉快なことをやられて頭にきたとき、 上記のことを思い出して

「ああ、俺もアイツの立場だったら同じことするだろうな」くらいに思っていれば、 許しや共感や平安がおとずれるってものです。

あとはマルコ福音書11章25〜26節でも思い出すことですな。

ペインボディ

もう一つ、本章ではニューアースとかにもあった「ペインボディ」について触れられていて、 対策についてもコンパクトにまとめられています。

「過去から蓄積されてきた痛み、 あなた個人の痛みおよび人類の歴史の中で蓄積されてきた痛みがペインボディ」 「ペインボディは、さらなる感情的な痛みを伴う経験を欲しがるために、しばしあなたを乗っ取り、 あなたの思考を支配しネガティブにして、周囲を煽ってイザコザを起こし、エサを食べる」

なんて書いてあり、対策としては

  • まずは自分の中にペインボディがいることに気付くこと。 (「ペインボディがいる」レベルでなく、私みたいにほぼペインボディという人間もいるだろう)
  • そのペインボディは、実は私ではないことに気付くこと。
  • 過去の痛みは過去の痛みとして、そのままにしておくこと。
  • ペインボディが出現したときは、当事者ではなく目撃者としていること。

こんな感じで、まずは「ペインボディがいる」といってペインボディの存在に気付き、

実際に出てきたとき(そういう時は大抵怒りやイライラで我を忘れている)、 「あっペインボディが出た出た」とペインボディの動きに気付けば、 「ペインボディ=私」とやっていた無意識の同一化が破れてくるわけです。

そして無意識の同一化が破れると、ペインボディが私の中にいることが観察でき、 エサを与えることがなくなり、小さくなっていくというのが、 ニューアースにも書いてあった対処法の流れでございます。

まぁこの辺はニューアースの記事に書いたので、 もっと詳しく知りたい方は当該記事を読んでください。

※参考記事:解説『ニューアース』2017 第5章

あとは物との関係というのも本章にはありますが、 その辺は読めば分かるので各自読んで頂戴。

以上、今回はここまで。

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