六郎の旅日記長野編6 飯田で人形劇三国志の人形を観る

前回の記事:長野編5 伊那のグリーンファームで昆虫食三昧

お次は長野南端?の街、飯田についてです。

興味の無い人にとってはスルーしてしまう所なのですが、 私的には非常に興味があり、是非とも行きたい場所だったのでした。

以下その理由を。

川本喜八郎人形美術館の人形劇三国志

その是非とも飯田に行きたかった理由は川本喜八郎人形美術館。

私は幼稚園の頃にNHKの『人形劇三国志』再放送をずっと見ていて、 幼心に最終回の場面(死せる孔明生ける仲達を…)まで覚えていて、 実物の人形を是非とも見てみたいと常々思っていたのでした。

すると何か知らんけど、飯田に実際の撮影で使われた 人形たちが飾ってあるというではありませんか!!!

人形劇三国志のパンフレットと半券
パンフレットと半券。どっちも表紙は孔明。左上は曹操。

飯田は「人形の町」らしく、作者が人形を寄贈したみたいなのですが、 そんなこと私にとってどうでもよく、4歳の頃から見てみたかった人形に会えると分かり興奮した私は 車をすっ飛ばして飯田まで行ったのでした。

※飯田が何故「人形の町」なのか、いまだに分かりません。 「人形の町」でググると埼玉の町が出てくるし。

で、念願の人形とご対面したわけですが、第一の感想は 「テレビで見たのとソックリじゃないか」という、何とも味気ない感想でした。

人形師の方々が動かしてくださるのを実際に見れば、 また違った感想を持ったかもしれないのですが、 動いていない人形劇の人形は、何か突っ立っているだけで 魂が抜けているというような感じがしたのです。

ただ、曹操の人形はテレビで見たのより実物の方が 一段とオーラみたいなのが出ていて、 やっぱ曹操は凄いや、と思ってしまったのでした。

※今ならCGや合成で済ませたりするのだろうが、 赤壁の戦いとかの火の場面は、実際に炎の中で人形を動かしたそう。 そのため火にあぶられてちょっと変色とかある。

というわけで、『人形劇三国志』が好きだった人は 何だかんだいっても感動すること間違いなしなので、 是非とも行ってみてください。

元善光寺

もう一つの飯田のみどころは、元善光寺。

元善光寺

長野市にある善光寺の元祖で、片方だけだと「片参り」になるそうです。 (だから何だ、という話ですが)

善光寺は参道に店が立ち並び、人でゴチャゴチャしていますが、 元善光寺の方は静かで、静かなのが好きな私にとっては、 元善光寺の方が好きだったりします。

しかも、善光寺は暗闇の階段めぐりが有料です(甲府の善光寺も同じく有料)が、 元善光寺の方はタダでしかも参拝客が殆どいないので、 幼稚園児か小学生の如く、調子に乗って3周してしまいました。

木曽への道

飯田はこれくらいなのですが、時間の余った人は国道256号線を通って木曽に行きましょう。 そんなに酷い道ではないので、何とかなると思います。

曲がりくねった道を抜けると、妻籠宿か馬籠宿あたりに出ます。 まぁわざわざ飯田から行かなくても、塩尻から中山道で行くか 伊那から権兵衛トンネルを通って行った方が楽なのですが…

次回は、その木曽について書いてまいります。

木曽の奈良井宿と宮ノ越宿に続く。

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