ホワイト企業に転職された方からのメール

先日、読者の方より大変興味深いメールをいただいたので、 いつものことながら紹介してまいります。

私の経験と比べるのもおこがましい程、壮絶なものなのですが、 御本人様が「似たような辛い思いをされている方々が、少しでも何か希望を感じて頂けるのなら幸いです」 と仰り了承してくださったので、ここに紹介してまいります。

メールの内容

東大六郎様

はじめまして、A.K.と申します。

少し前からブログを拝見させて頂いておりました。

私は東大様のブログを見て人生変わりました(☆o☆)! とかではなく、もう人生変わってから確認の意味を込めて、復習の意味で拝見しております。

私の人生、境遇と似てまして。(笑) 大爆笑しながら見ています。

ちょうどブラック企業を3つ渡りあるいて、ホワイトに転職出来たのですが、 やっぱりブラックから、ホワイトに切り替わる前と後で自分の内面と行動は変わりました。 (というか意図して変えることに成功しました。)

私の親もどちらも高卒のくせに、やけに子供への期待値が高く、成績や行儀に対して厳しく、 (かといって金持ちだとか格式の高い家ではなく貧乏。) 長女だった私はモロの標的になり、親の機嫌のために勉強したりいい子ぶりっこを長年してました。

父親はDV(母に対して)でアル中。 で、3人兄弟だったので、夜中に怒鳴り声や母の悲鳴やモノが壊れる音を、 怖い思いをしながら、震えながら兄弟達で聞いてました。

母のことが心配でも何も出来ない自分がいて、 怖くて辛い思いをしながらも、翌日は何事もなかったように全てのものが片づけられ、 父の機嫌もなおって(酒がぬけたから)普通の日常になったり荒れたりする。。

それが私の子供時代。

母は自分さえ耐えていたら、子供には迷惑をかけない、と思っていたそう。

父は普段から亭主関白を気取っていて、自分の思い通りにならないと怒鳴っていたので、 私は女で力ではお父さんに勝てないから、 勉強して考えて、解決出来る人になろう。

私さえいい子にしていて普段のお父さんの機嫌をとっていれば、 まだ小さい妹や弟を守れるかもしれない、と思ってイエスマンをやってました。

そのまま特に反抗期もなく進学校に進んで缶詰めの毎日を送り、 塾にも予備校にも行かせてもらえなかったので、自力で勉強をして国立に入りました。 (東大ではありません) 親族に大学進学者がいなかったので、大学とは何かもわからず独学。(笑)

その勉強の仕方も似てました!(驚)

大学入学後、弟が病気になり、1年後に亡くなってしまったのですが、 それだけでダメージは大きいのに、父親のアル中、DVは悪化。

家を出て他県にいたのですが、私にはまだ妹がいたので、 大学を休学して実家に戻り、家のことをしながら二人の仲をとりもつために戻りましたが 介入しても上手く行かず、警察沙汰に。(笑)

頼れる親族が他にいなかったので、妹の高校入学を期に、 使わずに置いておいた奨学金で、近場で独り暮らしをし、(つまり、問題から逃げてみた) 何かあれば妹には逃げてくるよう伝えて、独り暮らしをしながらも、 大学に戻れる保証がなかったので、 もう一度受験するつもりでバイトをしながら受験勉強をしていました。

しかし家はいっこうに良くならず、一時期妹と二人暮らしをするにもお金が足りず、 どんどん心はすさみました。(笑)

しかし水面下で状況というものは変わりました。

父親は私と妹のことは好きだったのです。

そんな自分が大事にしてきたはずの子供が、自分の意志で父親から離れた ということは、父に対してとてもショックなことだったらしく、 妹が私のところに逃げてきた時は離婚の話も出てきたのですが、

なぜかトントン拍子に好転し、 父親はお酒もたばこも辞め、私は大学に復学しました。

そしてその後ブラック企業に勤めることになったのですが、(笑) ブラックに勤めていた頃(つい、最近まで)はずっと自己否定の嵐でした。

それは、 弟を守れなかった自分は価値がない。 弟が病気で辛いのに、自分はなにもしてやれない。(これは多分、母親に対して長年思ってきたこと) 自分の家が変なのは分かっていたので、 妹と弟のことは私が守ってあげないといけない って、あんなに誓ったのに、 私は弟を守れなかった。

その罪悪感と、弟が死んだ、という事実をずっと認めたくない、と思っていたんですね〜。

ちょっと前のブラックの無能な所長は、高圧的で、そいつの機嫌とりをしていたのは、 過去に父親の機嫌とりをしていた頃のものだったし、 一応高学歴(笑)には入る学歴をアクセサリーのように感じている自分もいました。偉そうにね。

私は高学歴だし、苦労もしてきたから、人とは違う! な〜んて高飛車なことを考えているからブラック渡りあるいたわ、と思います。

めっちゃ自分語りしてしまいましたが、私の得た教訓は、

ホワイト引き寄せたので後は結婚して幸せに暮らします。

もう大体自分でやり方は分かるけど、 東大さんに恋愛とか結婚の記事も書いて欲しい。(*´-`)

それでは大変長々と失礼しました。 またちょくちょくブログ拝見します。

では、いきなりのメール失礼しました。 このご縁に感謝いたします。

もはや過去の被害者ではない

というわけで、私が当該メールを読ませていただき最初に思ったことは 「この人は最早、過去に囚われたミジメな被害者ではないんだな」ということ。 (そのように御本人にも返信した)

何でそう思ったかというと、私も最近、昼ごはん食べて歯を磨いてる最中に 「あっ、そういえば俺って、もう過去に囚われたミジメな被害者じゃないな。 被害者ヅラや被害者ゴッコしてないな」ということに気付いたからであります。

そういうことに気付いたときに来たのが当該メール。何というタイミングでしょうか。

シークレットなんかにも「過去に拘るか望むことに集中するか」なんてあるし、 現在解説記事を書いている赤本にも「過去よりも望むことに焦点を定めよ」なんて書いてあるのですが、 それに気付けたのが5年経ってからというのは、ちょっと時間がかかりすぎなんじゃないの とも思ったりしましたが、そうなったからそうなったということにしておきます。

ただ、「どうやったら過去にとらわれなくなるのか」ということに関しては、 私は適当にやっていたらそうなったので具体的な方法等は分からないし、 そもそも、そういうのは人それぞれなのではないかと思っております。 (ただ、色々な本に書かれているように、意識を向ける方向は重要だと思う)

最後に、よく女性の読者の方から「結婚や恋愛についての記事を書け」とのリクエストをいただきますが、 そんなに私に猥談を書かせたいのか、すけべぇ…(レ

と申し上げておきます。

今回はここまで。

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