長続きさせる方法

勉強にしろダイエットにしろ、 「よしやるぞ!」と意気込んで始めたはいいけれど、 長続きしない人が世の中には結構多いのではないでしょうか。

これはそんな人に向けたメッセージ。

目先の快楽か一生モノの喜びか

人が何かをやる時、なぜ長続きしないか。 それは「一生モノの喜び」より「目先の快楽」を優先するからです。

例を挙げるならダイエット。 脂肪分を控えたり運動をして内臓脂肪を燃焼させれば、 お腹が引き締まってきます。 体が引き締まって見栄えがよくなるばかりか、 後々の生活習慣病も予防できて、 健康の喜びと見栄えの良い肉体を、生涯に渡って実感できます。

しかし、結果が出るまで長続きしない人は、 目の前にあるアイスクリームやスナック菓子に手を出してしまいます。 さらに運動をサボり、「やっぱりダイエットなんて無理だった」と “安心”するのです。

※「自分はろくにダイエットもできないマヌケ」というセルフイメージが 構築されているので、ダイエットに失敗すると安心してしまう。

目先の快楽が悪く、一生モノの喜びが良いとは別に思いませんが、 目先の快楽には、 快感を得られるのは一時的かつ短時間、 一旦欲求を満たすと、もっと欲しくなる、 という特徴があります。

お菓子を食べる、テレビを見る、2chをやる、 Youtubeを見る、ゲームをやる、漫画を読む…全部そうです。

貴方にも覚えがあるでしょう? 上記のことをやったら、もっとやりたくなりませんか? 結果、ズルズルと時間を浪費しているでしょう?

ぶっちゃけると、目先の快楽にとらわれている人は、 麻薬中毒者と何ら変わるところはありません。 目先の快楽で時間を浪費している人は、 アル中患者やジャンキーのことを笑えないのです。

これに対し、一生モノの喜びは、 結果が現れるまでは、無意味で苦しいものに感じるが、 結果が出始めると段々と楽しくなってくる、 達成した時の喜びは生涯持続する、 という特徴があります。

ダイエットに成功した、志望校に合格した、 資格試験に合格した、県大会で優勝した… こういった喜びを得ようとすると、 最初は結果が中々見えてこないので辛いです。 何だか「無駄なことをしている」と思えてきます。

しかし、それを乗り越えて達成した時の喜びは、何物にも代えがたく、 この先の人生で辛いことがあっても、 達成した時の喜びを思い出せば、大抵のことは乗り切れるものです。 私としては「目先の快楽」よりも「一生モノの喜び」の方が好きなのですが、 まぁそれは人それぞれでしょう。

ただ、 「一生モノの喜び」の方を得たいのに 「目先の快楽」に流されている人が 世の中に多々存在しているように見受けられます。 そんな人はどうすれば良いのでしょうか?

習慣化すれば長続きする

まぁこれはこのサイトでも色々書いていますが、 一番手っ取り早い方法は 「一生モノの喜び」を得る為の行動を、習慣化してしまう ということです。

習慣化してしまえば、ダイエットの為の運動も 志望校合格の為の勉強も、 歯磨きや風呂に入るのと同じレベルになります。

ですので、 習慣化出来るようになる為の3週間程度、 新しい行動パターンが潜在意識に刷り込まれるまでの21日間程度は、 面白くなくても、無駄なことだと思っても、 感情抜きで、ただやり続けてみましょう。

失敗した時、どう受け取るか

そうは言っても、最初の21日間すらやり続けられず、 つい目先の快楽に流される人の方が多いでしょう。

そんな失敗した時にどう思えるかが、 長続きできるかどうかの大きなポイントとなります。

例えば3日間ダイエットを続けて、 4日目に失敗した人がいたとします。

「もうだめだ〜!また『最初から』やり直しだ〜!!」 こう思う人は、何をやっても長続きしません。

4日目に失敗したなら、 「ああ〜やっちまった。まぁいいか」と割り切り、 また5日目から3日目の続きをやれば良いのです。

5日目でもダメなら6日目から、 6日目でもダメなら7日目から… と割り切って、気楽にやっていけば良いのです。

長続きしない人に限って 「一回でも失敗したら、もはや人生の終わり」みたいに考えています。

その結果、何においても長続きせず、 一生モノの喜びを得ることなく人生終わっちゃう、 私に言わせれば、惰性で生きてそのまま一生を終える方が、 失敗するよりも余程恐ろしいことだと思います。

それはともかく、このサイトには「適当にやろう」という文句が散見されますが、 適当にやった方が長続きするから、そう書いているのです。

ですので、 「3日坊主上等!」「失敗しても何てことない」 という気分で気楽にやれば、大抵のことは長続きするのです。

2015年追記:このコーナーはクソ記事が多いなと思ったのだが、 たしかにこのサイトも遊び半分で始めて、途中で更新が途切れたり色々あったけど、 4年間で600記事も続いてきたから、正しいのかもしれない。

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