死ぬな

生きろ!(レ

書籍紹介『死ぬな 生きていれば何とかなる』

私が足を捻って悶絶し、そのあまりの痛さに希死念慮が出てきて自殺サイトめぐりをしていたのは 以前書いたとおりです。

参考記事:足を捻って悶絶したお話

そういう検索をしていると「死ぬな生きろ!生きていればいいことある!」なんていう主旨のサイトも引っかかり、 大抵が軽薄な思想関連のサイトやブログで、 読んで「正直つまらない」と思わずにはいられないものばかりなのでした。

※ちなみに、こういう薄っぺらいサイトやブログにツッコミを入れたり疑問を差し挟むと 「うるさい黙れ!ぶち殺すぞ!」なんていう、 「生きろ」とは真逆の返事が返ってくる。おおこわいこわい。

そういった下らないサイトも含めて色々検索していたところ、 Amazonで『死ぬな 生きていれば何とかなる』という題名の本が引っかかりました。

死ぬな

死ぬな: 生きていれば何とかなる (新潮新書 587)

死ぬな

そのあまりのストレートかつベタなタイトルに 「何やこれ、一体誰が書いたんだ」と興味を惹かれ詳細を調べてみると、 変な活動家や思想家などではなく、投資ファンドの顧問が書いたとのこと。

そしてその著者の略歴がかなり壮絶だったので、 読んでみる運びとなったのです。

本書の内容

本書『死ぬな 生きていれば何とかなる』は並木秀之という方が書かれたもので、 著者の半生が淡々と語られている内容となっております。

その経歴を本書より抜粋してみると、以下の通り。

  • 生まれつき先天性脊髄分裂症。
  • 生まれたとき「どうせすぐ死ぬから名前を付けなくていい」と医者が言った。
  • 排泄のコントロールができないため、小中学校時代の最大の関心事は漏らすかどうか。
  • 大学卒業後、会計事務所に入る。
  • 35歳で資産コンサル会社を設立。中3の時に入れたカテーテルが腐って35歳で膀胱ガンに。
  • その後肝臓ガン、皮膚ガン、前立腺ガンと続く。ガン治療で入院中に会社の資金4千万円を持ち逃げされる。
  • 40歳で白血病になる。コンサル会社もたたんで無一文になりボロアパートでの生活。
  • 42歳でシティバンクに入社。2011年に退職して現職。

もう読むだけでヒエッとなるのですが、さらに凄いのが

  • 小5のときから父親の遺した株で稼いでいた。手法は割安株の購入。
  • 高校のときは母のバイト先で投資資金を集めて稼ぎ、大学へ行く金を貯めた
  • 会計事務所入所後、債権者の前で土下座する「破綻処理業務」を誰もやりたがらなかったが、 漏らすことに比べたら土下座なんて何ともないので進んでやった。
  • 膀胱摘出後も人工膀胱をぶら下げてインドの安宿に泊まったりした。
  • 白血病からの復帰後に「ただ生きていればよい」という境地に至る。
  • 子供の頃から「来年まで生きているかどうか」と周囲から言われ続けてきたが、 何だかんだで60過ぎになる現在まで生きている。

というエピソード群で、単に同情を誘うだけ、 もしくは同情を利用して儲けようとする所謂「感動ポルノ」とは 明らかに一線を画しているものでした。

そして極めつけが前書きにある

「『命は限られているから頑張りましょう、努力しましょう』なんて言うつもりはありません。 私自身、自分が努力したとか頑張ったとか思っていないので、それを人に言うなんて不公平」

「ただ体がノーと言うまで生き続ける。それだけで人生が変わる」

「ただ生きているだけで、人生には次々と何かが起きる(なので生きてみてはいかが)」

という著書の台詞で、普段ツッコミを入れたりする私も、 最早ぐうの音も出なくなったのが本書の内容だったのです。

私の感想

というわけで、 適当に検索したら出てくる「生きていればいいことある」的なサイトやブログが 全部消し飛ぶのが本書なわけですが、私なりの感想を少々。

読んでいて思い出したのが『快癒力2』にある 「いくら病気をしようが不摂生しようが、人間寿命がくるまでは死なない」 という文言。

本書にも「死ぬ時は呆気なく死ぬ人もいるが、私みたいにしぶといのもいる」 みたいに書かれていて、やっぱりそうなのかなあと納得してしまいました。

また、3億4千万出して買った故郷の熊谷の一等地がバブル崩壊後に15百万になったとか、 再建業務をやっていくうちに裏社会とも関わり合いを持つようになっとか、 借金のカタに風俗に売られた知り合いの娘を連れ戻しに福岡まで行ったら、 本人から風俗の商売は面白いし金を貯めるまでは帰りたくないと断られたとか、

障害とか病気抜きでも面白い?エピソードが色々と書かれていて、 「(本人は嫌なのに)親や出版社に書かされました」的な本とは明らかに違うのでした。

以上、適当に紹介してみましたが、 こういう本こそ道徳の授業とかで紹介すべきだと思うし、 「障害が云々」というような本を普段敬遠している人も、 そういうのとは異なるので興味を持たれたら読んでみてはいかが。

変わりたいならさっさと転職しようぜ!人生が終わっちまうよ!
転職穴場のマイナビエージェント
転職の穴場マイナビエージェント

↑↓のサイトで登録した方には特典あります。詳しくはこの記事にて。

マイナビITエージェント
激務から脱出し、のんびり仕事ができるIT職をゲットしよう
転職の穴場 マイナビエージェントIT

お役立ち記事

転職お役立ち記事 能力をアップさせて、現状を打開する

メニューに戻る>>