理系と文系どちらが就職に有利か?

私は某大学の某理系学部にちょっと在籍していて、 在籍中に実験レポートの書き方とか、C言語とか、 電磁場の4方程式とか、インピーダンスの測定とか、 色々と理系の基礎を身に付け(今は忘れた)、 その後ニートになり東大の文系に行ったわけですが、

今回は就職活動や転職活動における永遠のテーマ、 「理系と文系どちらが就職に有利か」について、 私なりの経験を踏まえた考えを述べてまいります。

というか、どうしてこのテーマについて 今まで記事を書かなかったのか、ちょっと不思議です。

結論:就活は理系が圧倒的に楽、入社後は逆

いきなり結論を申し上げると、就職活動においては、 理系>>>>>文系 で、圧倒的に理系の方が楽です。

ただし、入社してからは、 文系>>>>>理系 となり、文系の方が圧倒的に楽になります。

何でこうなるのかは以下に書いていきますが、 私の体験を元に書くので、万人に当てはまるとは思っておりません。 ただ、世の中大体こんなもんだとは思っております。

就活においては理系は天国

研究室の推薦により、理系の学生は就活せずに進路を決めてしまいます。 T芝やH立やM菱といった、重電業界に進む人は特に。

理系はこういった方が過半数なのではないでしょうか。

対して文系は、インターンやったり面接やったり、 さらには採用担当に心にも無いことを言ったりして、 ストレスまみれの就活をしなければなりません。

理系は大学で学んだ知識が少しは役に立つのですが、 文系はハッタリと文章の書き方くらいしか役に立たないので、 これは仕方のないことでしょう。

入社してから理系は地獄

理系の方々は入社するまでは簡単なのですが、 入社してからが地獄となります。

超有名な企業においても、実験やら設計やら何やらで、 毎日午前様となる方も少なくありません。

「研究職 過労死」等で検索すれば、悲惨な事例が出てくるし、 東北大学の研究室でも過労死があったのは、記憶に新しいことです。

本来ならば、理系の方々は日本の産業になくてはならない存在なのですが、 この日本という国は理系に大変厳しい国で、 なぜか理系の方々を冷遇し、使い捨てにしているのです。

お陰で人材や技術が海外流出したり色々とマズいことになって おりますが、それでもなお、理系の冷遇使い捨ては続いております。

対して文系は、営業で適当にサボりつつ客先を回ったり、 経理で数字をいじったり、総務で雑務をやったり、 人事で他人の履歴書見てニヤニヤしたり、 経営企画で経営者におべっか使うくらいで、 理系に比べれば楽な仕事が殆どです。

そのくせ、給与は理系と同程度だったり、 下手をすると理系より文系の方が高かったりするので、 コストパフォーマンス的には文系の方が圧倒的に良いということになります。

一体これはどういうことだと思うのですが、 実際こうなのだからこうなんだ、としか言いようがございません。

一番モノを言うのは運

というわけで、私なりの意見を述べてみましたが、 「そんなことはない!オレは文系だけど仕事が楽じゃない!」 という人もいるでしょう。

そういう人は間違ってブラック企業に入っただけなので、 さっさと今の会社を見放して転職してしまいましょう。

転職についてのコツみたいなものは、このサイトでも色々書いていますし、 転職会社のエージェントに聞けば、何とかなります。

それぐらいで何とかなる程度の運が、理系文系関係なく、 日本社会で生きていくために一番必要なものではないでしょうか。

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