解説『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』前編

※これは2012年頃の記事です。今ではとてもこんなこと書けません。

このサイトの色んな記事で、 「エイブラハムとの対話は良い」と書いてきました。

しかし、2chとかを見ると 「買って読んでみたけど、よく分からん」という人がいたりします。

私も初めて読んだ時は、あまり意味が分かりませんでした。 しかし5回くらい読むと、少しは分かってきたところもあるので、 ここに『引き寄せの法則 エイブラハムとの対話』の解説を書いていきます。

解説になっているかどうか分かりませんが、 「読んでみたけど良く分からん」「買おうかどうか迷っている」という人は 是非とも参考にしてみてください。

推薦の言葉と前書

この本の冒頭には『神との対話』の著者である、 ニール・ドナルド・ウォルシュ氏の推薦文が載っていて、 「この本があれば、もう他に何もいらない。他の本は閉じて、 セミナーやワークショップには参加しなくて良いし、 人生のコーチには、キャンセルの電話を入れなさい」 と、のっけからぶっ飛んだことが書かれています。 (じゃあ『神との対話』も閉じていいのか)

まぁそれはともかく、この推薦文というものは、 その本が「信用するに値する本かどうか」という 一つの目安になるのではないでしょうか。 全部が全部良いとはいいきれませんが、本を選ぶ時は 「推薦文があるかどうか」も選択の一つに入れてみれば良いと思います。

Part1:エイブラハム体験への道

エスター・ヒックス氏に「エイブラハム」という人格?が 乗り移るようになるまでの、事の顛末が書かれた章です。 (このエイブラハムという宇宙意識みないなのですが、 これが本物に宇宙意識なのかどうかは分かりません。 一種の催眠状態で、潜在意識が作動してるんじゃないかと思ったりするのですが、 実際のとこどうなんだろう)

この章は、特に役立つことが書かれているわけではありません。 強いて挙げるなら「瞑想の実践法」くらいでしょうか。 他は全て放ったらかしにして、「呼吸だけ」に意識を集中し、 それを15分間続けるという方法ですが、私は面倒なのでやりません。 やりたい人はやってみてください。

Part2:引き寄せの法則

いよいよ本題に入っていきます。 まずは「引き寄せの法則」についてです。

これは『ザ・シークレット』にも出てきたのでご存知でしょうが、 「類は友を呼ぶ」「考えた通りのことが実現する」というやつです。 良いことを考えれば良いことが引き寄せられ、 悪いことを考えれば悪いことが引き寄せられるとかいう、アレです。

「考えた通りのことが実現する」ということで、 いちいち自分の思考を監視しなければならない、と思いがちですが、 「感情のナビゲーションシステム」を使いましょう、 とエイブラハムは言います。

感情は「本当の自分」と調和がとれているかどうかを示す、 ひとつの指標なのだそうです。 「本当の自分」とは、あなたも私も、自分が考える以上に、 完璧超人なんか目じゃないくらい、完璧な存在なのです。

その完璧の存在と同じ見方ができているなら、良い気分になり、 「完璧な本当の自分」と波長がズレていたり、 ギャップがあるならば、悪い気分になるというのです。

なので、76頁に書かれているように、 現状を見ていれば現状のままだが、現状や他人の意見を無視して、 「良い気分」で自分が欲するものを望めば、それが実現する ということです。 さらに、自分が望むものが何かよく分からなくても、 常に「良い気分」になる方を選択していけば、 さらに良いことを引き寄せ、楽しく人生が送れるのです。

要するに、「いつも良い気分でいましょう」というのが、この章のメインテーマです。

Part3 意図的な創造の方法論

まず「意図的な創造」とは何かというと、 あなたはただ、自分の人生をボーっと眺めるために 生まれてきたわけじゃない、ということです。

自分の人生は、自分の望むように、自分で創造しましょうというのが、「意図的な創造」です。 たとえ現在、自分は「最悪の人生」を生きていると思っていても、 それは他ならぬ「あなた自身が創り上げた人生」だということです。

意図的な創造をするには、いつも「良い気分」でいることが重要です。 良い気分でいれば、自分の人生を自分でコントロールできることが 実感できるし、過去の経験、古い思考パターンや、 他人の影響を壊すこともでき、 「自分は自由だ」ということが実感できるようになるというのです。

また、負のスパイラルに陥った時は、寝る、映画を見る、遊ぶなど、 何でも良いから考え方が変わりそうなことをやりましょう。 そして、最悪な状況下においても、少しでも気分が良くなることがあれば、 そのことに意識を向け、良い気分になりましょう、 ということが書かれています。 (この辺は、この本より青本の方が良いかも)

意図的な創造について、『お金と引き寄せの法則』には、 「17秒間、できれば68秒間、良い気分で自分が望むことを 思い浮かべてみましょう」と書いてあります。 何で17秒か分かりませんが、17秒といえば2呼吸くらいなので やってみてはいかがでしょうか。

ちなみに「よ〜し、頑張って17秒間思い浮かべるぞ!!」などと思わず (映画を観る時「よ〜し!人生変える為に映画観るぞ!」と思わないように)、 ただ気晴らしの為というか、純粋に17秒間、ただ楽しむために 望むことを思い浮かべるのが良いと、エイブラハムは言っています。

以上、3章まで解説してきましたが、 長くなってきたので、4章と5章は後編にまわします。

許容し可能にするとは何か:エイブラハムとの対話解説まとめ後編に続く。

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