『ニューアース』との出会い 前編

※当記事は2013年頃に書かれたものです。 手っ取り早くまとめが読みたい人は解説ニューアース2017、 1章1節ずつの詳しい解説が読みたい人は解説『ニューアース』2018 を読んで頂戴。

私の生き方、人生に対する見方を変えてくれた ニューアースですが、その出会いは以下の様な感じでした。

もっと早く出会っていれば、こんな回り道する必要はなかったと 思うこともあるのですが、こういうのはやっぱ準備ができた時に、 ベストタイミングでくるものなのかなぁと思っております。

出会い:最初はニューアースをスルーした

2012年7月、マネーゲームや引き寄せにのぼせあげ、 さらなる知識を求めていた(当時無職の)私は、 近所の図書館をウロウロしておりました。

そこで目にとまったのが、 エックハルトトールの『ニューアース』。

2chの「マネーゲームから脱出スレ」で名前を聞いたことがあったため、 斬新であっと驚くような内容が書かれていることを期待し、 手にとってパラパラとめくってみました。

しかし、「欲を捨てろ」みたいな仏教的なことが長々と書かれていて (当時はそう思っていた)、あっと驚く奇天烈な知識は皆無だったのでした。

「オレの人生を変えてくれる(もっと金が手に入る)本かと思ったら、 全然違うじゃないか!このエック何とかというのも大したことないな」 と失望し、元の本棚に戻したのでした。

しかし、その後も『ニューアース』という題名と あの青い表紙が、何度も頭の中にチラついていたのでした。 (ちなみに原書はオレンジである。持ってるから知ってる。 それについては別の記事で)

「あんなクソ面白くない本が、なんでこうも頭にチラつくんだ?」 と不思議に思っていたのですが、相変わらずマネーゲームのプロセスや 引き寄せのノウハウにいそしむ毎日でした。

感謝感謝!

今思えば、私はマネーゲームのプロセスなんて全く信じていませんでした。

「どうなのこれ?感謝感謝って…」と心の奥で思っても、 「そんなこと考えちゃいけない!」という思考で封殺していました。

「感謝感謝と唱えておけば、感謝が還ってくる」 などとマネーゲームには書いてありますが、 お金などの見返りを求めている時点で、全く感謝ではないのです。

「感謝感謝」だの「ありがとうありがとう」だの連呼している人に 聞きたいのですが、あなたは一文無しになっても、体の一部を失っても、 そのことに関して、本当に心から感謝できますか?

心の奥底では「感謝しとけば、また事態が好転するだろう」なんて、 セコくてチンケなことを考えていませんか?

ハッキリ言って、感謝だのありがとうだなんて、 事態の好転などの見返りを求めている時点で、 エゴを増長させるだけであり、全く効果なんて無いのです。

そもそも、一文無しになることが悪いことで、億万長者になることが良いことと 判断していることが(絶対しているでしょう!?)エゴ的な考え方なのです。

いき詰まり

話が横道にそれましたが、続きです。

ニューアースと初めて出会ってから数ヶ月後の2012年11月、 マネーゲームのプロセスを繰り返しても全然効果の出ない私は、 「どん詰まり」の状態にありました。

いくら感謝しても、金なんてちっとも入ってきません。

何とかしたいと思っていた私は、様々な本を読んで 沢山の知識を蓄えていったのですが、 心にある空虚感を満たすことはちっともできなかったのです。

その時も脳裏にちらついていたのは、やはり『ニューアース』でした。

何度も何度も頭の中でちらついて、いい加減鬱陶しくなってきたので

「そんなに読みたけりゃ読んでやるよ!読めばいいんだろ読めば!」 と思い、図書館から『ニューアース』を借りてきたのでした。

長くなってきたので、続きは後編で。

次回、『ニューアース』との出会い 後編に続く。

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