東大式!内観、内面観察のやり方とポイント

『ニューアース』やらその他悟り系の本を読んでいたら、 やれ「自分の内面を観察しましょう」「自分の心を見ましょう」「観察者になりましょう」 とか色々書かれていますが、それらを読んだだけで実際に出来る人は、殆どいないでしょう。

そこで今回、ニューアースをはじめ色々読んだ私が自己流で身に付けた、 内観というか、自己の内面を観察する方法とそのコツを3点、書いてまいります。

ちなみにタイトルにある「東大式」についてですが、別に東京大学で実践されていたとか そんな高尚な理由ではなく、単に私が自己流で身に付けた方法だから、という下らない理由からです。

なので、自称覚者や自称マスターの方々から「お前の方法は邪道だ!」とか 「お前の方法は間違っている」とか言われても困ります。

内観のポイント1:リラックスなんてしなくてよい

まずはこれ。なんか内観とか内面観察とか瞑想とか聞くと、即「リラックスしなきゃ」と 考える人がいますが、イライラしながらや動揺しながら、ひいては腹痛や頭痛がするときでも 内観や内面観察、瞑想は可能です。

ニューアースの真ん中あたりにも「そこから禅に入りなさい」と師匠が弟子に言ったケースが ありましたが、まさにその通りで、どんな精神状態や身体状態であっても、状態は状態なだけなので、 どっからでも可能なのですが、どの程度まで可能かは各自体験してみてください。

ともかく、こういうのをやり始める前に「リラックスしなきゃ!」なんていう強迫観念や 行動といったものは、全く役に立たないのでゴミ箱に捨ててください。

むしろ、 「リラックスなんてフニャチンのやることじゃねえか!ビンビンの方が悦ぶってもんだ」 くらいの心構えの方が、結果的に上手くいきます。

内観のポイント2:思考と感情には正直に

というわけで、どんな状態からでも内観や内面観察は可能なのですが、 どうやったら良いのか一例を挙げてみます。

まず、Yahooファイナンスのページを開いていただくと、右や下あたりに 「私は株で(FXで)○○万円稼ぎました!!」なんていう広告が出てきます。

それをまじまじと眺めると、どんな思考や感情が湧いてくるでしょうか。

「こんなのインチキだ!」
「なんだこいつキモい」
「こんなのに騙される奴いるのかよ」
みたいな感情が湧いてくる方が多数だと思うのですが、

「うらやましい」
「俺も何億というお金が欲しい」
「できるならその方法知りたい」
みたいな感情が湧いているのも事実でしょう。

しかも「インチキだ!」よりも深い部分に。

そういう複雑な思考や感情、さらには言語化されていない感情や感覚を、 「そんなことはない!」(これは勿論エゴの声)などと否定せず、 正直に体全体で感じ切りましょう。 どうしてもエゴが否定してしまうなら、そのエゴの声も観察します。

すると、自分の内面の奥のまた奥、最深部に到達することができます。

今回の一例だけでなく、日常生活において大きく感情が動いた場合に、 その感情や思考、言語化されていない感覚を観察していると、

無意識に湧いている思考や感情の最深部には、 生存本能とそれに基づく恐怖があることが実感できるのですが、 それはまた別の話で、私だけの話かもしれません。

要するに、思考や感情や感覚といったものを「そんなことはない!」と否定せず、 正直に観察しましょうということです。

内観のポイント3:できてもできなくてもOK

こういった内面の観察を繰り返していると、 「そうか、こういうことだったのか!!」と、突然分かる瞬間がきます。

それで「やったあ!」とか「う〜ん先生のご指導だ」とか思ってしまうのですが、 しばらくするとその高揚感みたいな状態は去っていきます。

逆に、いくら内観をやろうとしても上手くいかないと落ち込んでしまうこともあります。 それも一つの状態です。

ならば、それらの状態を観察しましょう。 話が1に戻りますが、どんな状態からでもスタートできるのが、内観なり内面観察というものです。

あらゆる状態は諸行無常で、やってきては過ぎ去っていくものなので、 生け簀の鯛や平目が流れるのを観察するように、状態を観察すれば良いだけの話なのです。

そして、それを繰り返していると、 自分の中にある諸行無常でない「何か」に気づくかもしれません。

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