「気付き」の落とし穴とその対策

このコーナーでは、散々「気付け気付け」と馬鹿みたいに繰り返して参りましたが、 「自分の思考や感情に気付いてもちっとも変わらない」なんていう人、多いと思います。

私も「気付き」をやり始めた際、見事に落とし穴?にハマり、 「ちっとも変わらないじゃないか」と苦しんだタチなので、 そういう人に参考になるかもしれない重要なことを書いておきます。

「気付き」の後にくるもの

例えば、自分が怒ったり不安になったり、落ち込んだりした時、 「あ、今俺は怒ってるな」「今俺は不安になってるな」「今俺は落ち込んでいるな」 などと気付くのは、相当怒りで我を忘たりしてない限り、簡単だと思います。 (前の記事で述べた肉体の痛みも同じ)

こんな風に気付いても、相変わらず以前と変わらない、 こういう人は、実は気づきの後にもう一つ気づかなければならないものが、おそらくあるのです。

それは、「俺は今怒っている…怒りは悪いものだから怒るのを止めなきゃ!」 「俺は今不安になっている…不安は悪いものだから何としても排除しなきゃ!」 「俺は今落ち込んでいる…悪いものが引き寄せられるから良い気分にならなきゃ!」 といった、自分の手前勝手な価値観に基づく「しなきゃらならない」という強迫観念。

怒り、不安、落ち込みといった感情そのものよりも、 この「しなければならない」という強迫観念こそが苦しみの原因であり、 しかも子供時代からの洗脳で、怒りや不安といった感情は悪だと 決めつけているから「しなければならない」なんて思考が湧いてくるのです。 (もしくは、引き寄せ本やニューアースを読んで、 エゴや負の感情は悪いものだと思っているから。本当は良いも悪いも無い)

そんなものは雨を悪だと決めつけて365日晴天を望むようなもので、 到底ムリな話だし、もし実現したら大変なことになってしまいます。

なので、「あ、俺は今怒ってるな」の後に、 「あ、俺は今”怒りは悪いもので止めなきゃいけない”なんて考えているな」 「怒りは怒りでしかないのに、勝手に悪だと決めつけているな」 と気付けば良いわけです。

そうすれば、徐々にですが、何かしら変わってまいります。

<追記>
ただ、「怒りは悪いもので止めなきゃいけない」というのを「悪いこと」として排除しようとしたら、 ますますドツボにはまります。 そういう時はとことんまでやるか、さっさと終わらせましょう。

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