下諏訪、増冨、下部温泉巡りの旅in2016 中編

前回の記事

前回は美ヶ原まで書いたので、今回は尖石遺跡と増富温泉について書いてまいります。

ちなみに旅程は「木曽〜塩尻〜下諏訪温泉〜美ヶ原〜尖石〜増富温泉〜八ヶ岳周辺〜下部温泉」となっており、 八ヶ岳周辺については、清泉寮とかのいつもの場所にしか行っておりません。

あと、宿泊した部屋や料理の写真を撮れば良かったのですが、 疲れていて撮る気になれなかったので、興味ある人はそれぞれの旅館の公式サイト見てください。 (温泉の写真は撮りたかったが撮ったら捕まる)

そんなわけで、今回は尖石遺跡から。

尖石遺跡

美ヶ原を南下すると霧ヶ峰、霧ヶ峰をさらに南下すると尖石遺跡があります。

この尖石遺跡、山梨に住んでいた頃に一度行ったのですが、 博物館の入場料が500円もかかり(当時の私には大金だった)、 しかも500円も払って国宝の「縄文のビーナス」を見ようとしたら、 何と!展示室には「他所へ貸出中です」という紙が貼ってあるではありませんか!

このため「バカヤロー!こんなところ二度と来るか!!1」 となったのですが、もう5年経ってほとぼりも冷めたことだし、 今回の再訪となったわけであります。

尖石遺跡
尖石遺跡。ただの原っぱ。前回5年前はここで野生の鹿と出会った。
尖石
縄文人が石器を研いでいた「尖石」。当遺跡の由来(だったと思う)。
尖石遺跡右側
石器を研いでいたので凹んだ右側面。
尖石縄文考古館
博物館入口。
縄文のビーナス正面
国宝「縄文のビーナス」。念願叶い5年越しのご対面。 まぁ、向こうからしたら「たったの5年かよ」だが。
縄文のビーナス側面
横。
縄文のビーナス背面
背後。
仮面の女神
同じく国宝に指定された「仮面の女神」。縄文のビーナスより時代がちょっと?新しい。
展示室
国宝揃い踏み。

以上のように撮影OKなので写真を撮りまくり、 長年の積りに積もったものを発散させスッキリしたところで、 本日の宿泊地に向かったのでした。

この土偶だけでも一見の価値はあるので、 考古学に興味のある方は行かれてみてはいかがでしょうか (熱い手のひら返し)。

増富温泉「不老閣」

美ヶ原でクソ寒い高原の空気を堪能し、 尖石遺跡で長年の心残りを晴らした私は、 いよいよ今回の旅のメインである増富温泉へと向かうのでした。

グーグルマップとかで見れば分かりますがこの増富温泉、 猿が車道を堂々と歩いているような山奥にあり、 何でこんなところに行ったんだという話ですが、

この辺は山梨時代の休日のドライブコースとなっていた所で、 増富温泉にも度々訪れていて、「こんなひなびた所に一度泊まってみたいなあ」 などと常々考えていたためであります。

ただ、この辺は行楽地というよりもラジウム温泉が湧き出る湯治場として有名で、 特に宿泊予定の「不老閣」という旅館のラジウム源泉は、 末期ガンやら何やらの難病に効くと専らの噂なのです。 (そのため、湯治客専用の部屋なんてのもある)

このため、「もし旅館というより『死を待つ人々の家』みたいな感じだったらどうしよう。 死にかけの爺さん婆さんばかりの陰気な場所だったらどうしよう」 などという、一抹の不安もあったのでした。

公式サイト。予約は電話オンリー → http://www.furoukaku.jp/

増富温泉
不老閣前の橋より望む増富温泉郷。田舎である。
不老閣
不老閣。フリーザ様が喜びそうな名前。
不老閣内部
館内。安定のピンボケ。
不老閣廊下
廊下。

結論から申し上げると、私の不安は杞憂に終わり、 観光客が沢山いる情緒あふれる温泉宿でした。

ぬるいけど何故か身体が温まる温泉やサウナなど、色んな種類の温泉をエンジョイし、 ヘルシーな夕食を食べ、翌朝も入浴し源泉全てを制覇して大満足でした。

※湯治場なので酒は厳禁かと思いきや、食堂で皆さん結構飲んでいた。 私は飲まなかったが。

後編:下部温泉に続く。

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