映画レビュー『スカイウォーカーの夜明け』

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この度、『スカイウォーカーの夜明け』という映画がアマプラで公開され、 渋々見たので、その感想を書いてまいります。

劇場公開時に読者の方から「JJが頑張ってた」という報告をいただいていましたが、 そんな報告くらいでは私の繊細な心の傷は癒えず、 何も期待せずに見ることにしました。

で、アマプラで見ようとしたら、字幕版と間違えて吹き替え版を購入してしまい、 「a long time ago in a galaxy far far away...」が「はるか昔銀河系の彼方で」 とか出てきたのに気付き、慌ててカスタマーセンターに連絡して返金処理をしてもらい、 あらためて字幕版に399円支払って視聴したのであります。

担当者さん柔軟な対応ありがとうございました。

感想

そんなわけで、Amazonに感謝しながら見た率直な感想は以下の通り。

まず何が酷いかって、オープニングの字幕からいきなりパルパティーンが登場して、 「スノークはワシが育てた」「ファイナルオーダー開始じゃ!」なんて言うところ。 大体「ファイナルオーダー」って何だよ、居酒屋の飲み放題か何か?

あと、やけにストーリーが駆け足なところ。

思うに、冒頭の修行シーンから開始後1時間の「I am your grandfather.」までは、 本来なら前作でやらなきゃいけなかったことなのに、 『最後のジェダイ』とかいうのがあのザマだったから、 2作分の話を1作品にむりやり詰め込んだ結果、 F91みたいなことになったのだろう。

小学生の頃あんなに熱中していたスターウォーズがこんなことになるなんて、 一体誰が予想したでしょうか。

やっぱりスターウォーズは『新たなる希望』 『帝国の逆襲』『ジェダイの帰還』の三作だな!

※このままでは精神が汚染され続けるので、 すぐ口直し?にバックトゥザフューチャー3を観た。 これぞ映画!これぞエンターテイメント!やっぱBTTFを…最高やな!!

十二人の怒れる男

というわけで、見事ディズニーにレ○プされてオワコンと化したスターウォーズですが、 この結末に怒りを通り越して呆れ果てたわけであります。

で、「怒る」というか、 『スカイウォーカーの夜明け』の対極で思い浮かんだのが『十二人の怒れる男(1957)』。

「陪審員に選ばれた12人のオッサン達が、最初から最後まで1つの部屋で延々と喋り続けるだけ」 という、筋書きだけ聞いたら絶対に面白くないだろう、 『スカイウォーカーの夜明け』の方がマシなんじゃないのと思ってしまうのですが、

いざ観ると引き込まれてしまい、『スカイウォーカーの夜明け』どころか、 『最後の希望』と同じかそれ以上に面白いとなってしまう作品であります。

白黒フィルムでCGなんて無し、ただ座って喋っているだけでも、 脚本、俳優の演技、演出、カメラワーク、 編集等がガッチリ噛み合えば、たちまち傑作となってしまうというのが、 映画の面白いところではないでしょうか。

逆に言えば、『スカイウォーカーの夜明け』に限らず、 今のハリウッドや日本映画の殆どは、金かけたり人気芸人を起用するだけで、 その辺がガバガバだということでしょう。

もうコロナウイルス云々じゃなくて、 ハリウッドと日本では新しく映画を撮るのなんてやめて、 過去の傑作をリバイバル上映するだけでいいんじゃない? と思ってしまいましたとさ。

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