解説『The Power of Now』その8

前回の記事

前回の第2章では、

ということを書き、それら「喪失」を体験することにより、

という、本書2章というよりも9章、さらにはニューアース的な内容で、 エゴにとっては「冗談じゃない!」「何だこれこれ意味不明だよ」ということを書きました。

今回は3章について。

本章の大部分は、頭の中でこさえた「心理的時間」について ニューアースよりも分かりやすく書かれており、

もう本章を読むだけで「過去や未来は、思考によりでっち上げられた幻」 ということが実感として分かる(これは原本でも日本語版でも同様)のですが、 流石に「本章を読んでね」で済ますのは味気ないので、まぁ適当に書いてまいります。

Psychological Time

本章のQ&Aを適当に抜粋すると上のようになり、 日本語版では「理想に駆られた共産主義者が人を殺しまくった」という記述が抜けていたり、 「やれやれ」「うわーすごーい」などといった珍妙な訳が散見されますが、

やっぱり本章はただ読むだけで、 これまで私を拘束していた「時間」という概念に大なり小なりヒビを入れることができるので、 時間に囚われて苦しんでいる人は本章を読もう!という結論になります。

本章を読んでも何のことやら分からないという人は、

というようなことを覚えといていただければ結構だし、もっと短くいうなら、

「不安、イライラ、怒り、恨み、恐怖などが湧いてきたら、”たった今”に集中!」

こんな感じでございます。

ちなみに、実用的な時間(本文中では「時計時間」。物理学における”t”もこれに含むかも)は、 スケジュールを立てたり過去の経験から学ぶこと等において必要なので、 今、それを役立てれば良い、これは思考を道具として使う場合と同じで、 乗っ取られることがマズいというのは、本章に書かれている通り。

あと、「全ては時間の影響を受けるが、出来事が起きるのは全て『今』である。 二次的な証拠、リンゴが腐るのや鏡を見たりすれば二次的な証拠は見つかるが、 直接的な証拠は決して見つからないし、時間というものを決して体験できない。 体験できるのは『今』というものだけである」というのはニューアースの記述。

The Joy of Being

以上、思考によって作られる時間について書きましたが、 本章の最終節『The Joy of Being』は、 ニューアース10章と同じような内容になっております。

このようなことが連々と書かれており、要するに

「恐れ、怒り、不満、いつか自分以外の何者かになる」が原動力となっている「今を敵に回す行動」から、 「ただ在る(Being)より放出される意識、愛、自由、完全さ」が原動力となる「今と共にある行動」へとシフトする

ということで、書いてあることはニューアースと同じです。

一つ簡単な例を挙げると、株取引において、存在(Being)より流れ出る意識を込めてマウスを動かし、 キーボードを叩き、マウスをクリックして株を購入したならば、その行為は既に「大成功」であり、

その後は購入した株がストップ高になろうがストップ安になろうが、 「成功」ひいては「存在」「本質」には、最早何の影響もない、ということであります。

※「影響あるだろ!」「ストップ安が成功だなんてとんでもない!!」 「バナナう○こぱくぱくもぐもぐwwwwwwwwww」 というのは、一体誰の声だろう?それによって一体何が脅かされ、何が損なわれるというのだろう?

これでもよく分からないという人は、前回の記事で紹介し忘れていた2章1節の

Accept - then act. Whatever the present moment contains, accept it as if you had chosen it. Always work with it, not against it. Make it your friend and ally, not your enemy. This will miraculously transform your whole life. (ヘボ訳:受け入れなさい、そして行動しなさい。 今この瞬間がどのような状況を含んでいたとしても、あたかも自分で選んだかの如く今を受け入れなさい。 今に逆らわず、常に、今と共に業をなしなさい。今を敵とせず、友や味方としなさい。 これにより、あなたの人生全体は奇跡的な変容を遂げることとなります)

を頭に入れておけば万事おkです。 (「業」は「わざ」と読む。あと最後の一文はエゴが喜びそうだけど、まあええわ)

以上、他にも書きたいことは色々あって1割も書けていないけど、 今回の3章についてはここまで。

次回は4章で、出だしが3章の続きみたいになっております。

次回に続く>>

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