解説『The Power of Now』その14

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今回は8章の人間関係について。

以前記事を書いた『Stillness Speaks』も8章が人間関係についてで、 8章を人間関係にしなきゃいけないルールでもあるのでしょうか。

人間関係については、そのStillnessSpeaks8章のラストにあった

Ultimately, of course, there is no other, and you are always meeting yourself.

が真実であろうし、

あと、人間や生物に限らず、その辺にある無機物も含めた万物は、 全てが分子や原子や中性子などの「形をとった、manifestedなエネルギー」で構成されているので、 そういう意味で「ワンネス」という言葉が真理であるというのは、以前書いた通りです。

全ては同じ

で、良好な人間関係を構築するにはどうすれば良いのかという話ですが、

本章では「気付き」「観察」「今に在る」「お手上げ状態」など、 いつも通りのことしか書かれておりません。

「またそれか!」「人間関係を良くするメソッドじゃないのかよ!」 と思われた人、それは間違いなくエゴの声です。

このようにAとBがある場合、 エゴは「Aの方が効果がありそう!」などといってAを選ぶのですが、

実を言うと、人間関係にしろ金銭にしろ健康にしろ、 そんなカテゴリなんてものは薄っぺらい表層での区別に過ぎず、 深層ではどれも同じで、それはあなたの「状態」「在り方」次第なのであります。

その「あなたの状態」が、薄っぺらい表層に囚われて「いつか〜すれば…」 「これは”良”であれは”悪”」となっているか、 それとも「今ここ」「『源』とつながった全体」となっているかが重要であり、 そのための上記Bなのですが、エゴには理解できません。

その辺についての詳細が書かれているのが、本章冒頭の

著者:Salvation is not elsewhere in place or time. It is here and now.

質問者:What does that statement mean, ”salvation is here and now”? I don't understand it. I don't even know what salvation means.

(中略) 著者:”When I obtain this or am free of that - then I will be okay.” This is the unconscious mindset that creates the illusion of salvation in the future. True salvation is fulfillment, peace, life in all its fullness. It is to be who you are, to feel within you the good that has no opposite, the joy of Being that depends on nothing outside itself.

という、著者と質問者とのやりとりなので、 気になる人は日本語訳で良いので読んでみてください (日本語版だとP.197あたり)。

要するに何が言いたいのか、私なりにまとめてみると、

といった感じで、当然ですが本書やニューアースで再三再四書かれているのと同じ内容です。

自分自身との関係

何か本書のまとめみたいなことを書きましたが、それは置いといて、 次は本章8節 Give Up The Relationship With Yourselfについて。

最後あたりに

But do you need to have a relationship with yourself at all? Why can't you just be yourself?

なんていう著者の言葉があり、続いて

という「分離から統合へのワンネス→愛の関係の誕生」とあり、 読んで「はえ〜、なるほど」と思ってしまいます(訳および要約は適当)。

さらに、本書から約10年後に書かれたニューアースの圧縮&追記版である 『Oneness With All Life』のラストには、

真実はあなたと分離していない、まさにその、あなたという「存在」こそが真実だ。 この内なる次元に触れたとき、 その「全ての生命と一つであること(Oneness With All Life)」という深遠なる感覚が、 あなたの行為や関係に投影される。これが「愛」である。

愛は「愛するもの」「愛されるもの」主体と客体という二元性を含む。 なので、愛はこの二元的な世界においてワンネスを認識させてくれるものであり、 形ある世界にGod(全体、Being、統一etc.の意味合い)を誕生させる。 愛はこの世界の重要性を減らし、聖なる次元、意識の光そのものの発現へといざなう。

なんていうことが書いてあります。 (訳および要約は、もちろん適当)

最初読んだときは「何かこの2つ矛盾してないか?」となったり、 意味がよく分からなかったのですが、 言葉ではなく感覚で感じてみると、2冊の本に書かれたことはどちらも同じで、 「愛は二元性を含んだ統一」みたいなことが実感として分かるので、

やっぱり言葉の持つ意味やニュアンスなんてものは、 「全体」からしたらどっちでもよい、 囚われる価値もない些細なものなのでしょう、多分。 (そもそも、分からなきゃ分からないまま放っておけば良い)

以上、本章の内容とズレたけど今回はここまで。

「人間関係を良くしたい」なんて頭で考えても、そんなのではちっとも良くならない、 エゴ的な「良い」があれば「悪い」もセットでやってくるというお話でした。

次回は9章。

次回に続く>>

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