ニューアース

第5章その5

解説まとめ『ニューアース』2018版 第5章その4

前回の記事

前回は

ペインボディが私を乗っ取って感情を支配し、その感情に操られて イザコザを起こしてネガティブなエネルギーを吸収する

ということを書きました。

正直言うと、本章でまずきちんと読んでいただきたいのは前回の八節までで、 今回からはラストまでザッと流す予定だったのですが、

それだけではやっぱり味気なく、 エゴとペインボディについて混乱している人もいるだろうから、 もう一度おさらいすることにします。

エゴとペインボディの関係

まずは、エゴとペインボディについての簡単なおさらい。

  • エゴ:自分が頭で考えている「自分、私、オレ」。 「これがオレだ!」という、形との同一化を起こす”構造”および、 「身体、持ち物、肩書、経歴、意見、価値観、思考、感情…」という様々な形の”中身”からなる。
  • ペインボディ:過去の出来事に対する不幸や痛みの感情が積み重なってできた存在。 エサとなるネガティブエネルギーを吸収するために宿主の頭と身体を乗っ取り、 宿主が積極的に不幸を求めるようにけしかけて暴れさせる。

エゴとペインボディの定義は上の通りで、 ペインボディがエサを求めて身体を乗っ取る過程は、

  • ペインボディが目覚め、重苦しい、イライラした感情になる。
  • 重苦しいイライラした感情が、重苦しい思考(頭の中の声)を生み出す。
  • 重苦しい思考がさらなる重苦しい感情を生み出し、感情→思考→感情→思考…の悪循環になる。
  • さらなるネガティブを求めて、頭にくるニュースを見聞きして腹を立てる、他人に噛み付く、物に当たるなど、大暴れする。
  • ひと通り暴れた後には、ヘロヘロになった身体が残る。

このような感じになっております。

要するに、

  • ペインボディが身体に巣食っている。→これは問題無い。誰にでも嫌な思い出等はある。
  • ペインボディが不幸や苦しみを求めて感情や身体を乗っ取ろうとする。 →これも問題無い。ペインボディとはそういう性質。
  • ペインボディによって乗っ取られた感情、思考、さらにはペインボディ自体を、 「これはオレだ!」と認識してしまう。→これが大問題!

ということで、ペインボディ単体では何の問題も無いけれど、 そこにエゴが絡んで「これは自分だ!」とやらかすから狂気の世界になるわけで、

ペインボディに乗っ取られ、ペインボディの感情に操られ、 わざわざ不幸や苦しみを求めて暴れるのは、 存在としての「私」ではなくインチキの私、つまりエゴなのである。

という事実に気付かず、エゴに囚われ無意識に生きているから、 ペインボディに簡単に乗っ取られてしまうわけであります。

※逆に言えば、エゴに気付いている限りペインボディには乗っ取られない。

あまり長々と書いても仕方ないので手短に書きましたが、 大体こんなものだと思っていただければよろしい。

5章九節 ペインボディの糧となる波乱 How the Pain-Body Feeds on Drama

エゴとペインボディのおさらいをしたところで、前回の続き。

八節は、ペインボディに乗っ取られた際、周囲に人、 特に家族や友人といったよく知った人がいた場合どうなるかという話。

まぁ「どうなるか」なんて書いたけど、 皆さん日常生活で経験されているからご存知でしょうが、

イライラしながら相手の気にしている部分を指摘して挑発→相手もこちらに言い返す →売り言葉に買い言葉、罵り合い、酷い場合は殴り合いになる

こんな感じで、相手が親や友人といったよく知っている人間であればあるほど、 その弱点を突いて相手を怒らせやすく(相手のペインボディを活性化させやすく) なるというものです。

なので、4章二節の「恋人」にも書かれていましたが、仲良しこよしになっていざ同居してみると、 ペインボディに乗っ取られた相手を見て「コイツの正体はこんなだったのか!」なんてビックリし、 離婚比率4割超なんてことになってしまうのであります。

5章十節 重いペインボディ Dense Pain-Bodies

今回のラストはこの十節で、決して休眠しない重いペインボディを持っている人、 というか、常にペインボディに乗っ取られている人の話。

私も大いに心当たりがあり、とても他人事だとは思えないのですが、

重いペインボディに乗っ取られた人間は、表面上は穏やかに見えるけど、 コトあるごとに反応してやろう、誰かと対立して非難してやろう、 何か不幸なことを見つけてやろうとしている、ということで、 こういう人はネット上で沢山見つけることができます。

さらに、こういう人間はエゴの「自分を確立するために敵が必要」に 「争いを引き起こすために敵が必要」が加わってさらに激しいエゴになり、

自分の中に巣食うペインボディ(痛みや苦しみ)に気付かず、 痛みが出来事や状況や他人にあるという妄想を抱くとのこと。

そして、その妄想を抱いた人間が理想を掲げて何らかの社会運動を起こすと、 彼等の言動に流れるネガティブなエネルギーと敵や争いを必要とする無意識のせいで 大抵は内ゲバで終わるという、 どこかの真っ赤っ赤なコミュニティを連想させることが書いてあります。 (ただし「ほれ見ろ!害をなすのはパ○ク連中だけじゃないか!」などと誤解しないように)

以上、今回はここまで。

次回は予定通りザッと流すので、次回で5章もオシマイです。

次回に続く>>

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