ニューアース

第6章その4

解説まとめ『ニューアース』2019版 第6章その4

前回の記事

前回は

ペインボディ、ひいてはエゴから引き離されると 「この世の全てが重要ではない」ことが実感として分かる。

ペインボディの引き金を観察せよ。

ということについて書きました。

今回で6章も終わりで、やっと解決方法についてです。 (まぁ解決方法ならこれまでも度々書かれていたけど)

6章八節 目覚めのきっかけとしてのペインボディ The Pain-Body as an Awakener

まずはこれで、「よ〜し、目覚めるぞ!」「悟りを開くぞ!」などと思わずとも、 ペインボディが目覚めのキッカケになるというもの。

どういうことかというと、

  • 自分が同一化する対象は、全てエゴに組み込まれていく。思考、身体、所有物、肩書、経歴、価値観…
  • その対象の中でも、ペインボディは最も強力なもの。 ペインボディにとっても不幸や苦しみを求めて吸収するためにはエゴが必要。
  • ペインボディはマインドを占拠し、思考を歪めて支配し、人間関係を破壊する。 人間を無意識に落とし込む。 マインドおよび感情への完全な同一化をもたらし、 自分と世界の不幸を増大させるようなことを考えたり言ったり、させたりする。

以上の様に、エゴによって「これは俺だ!」と認識されたペインボディは、 エサ(不幸、苦しみ)を吸収するためにゴジラの如く暴れ、 自分や人間関係をメチャクチャにするのですが、

暴れるだけ暴れて不幸や苦しみを吸収してどんどん巨大化していくペインボディを、 エゴの構造が支えきれなくなってしまうのです。

エゴは「いやーもう十分堪能したよ…」「いや〜もう、もう勘弁してくれ」 となってしまい、苦しみが大好きなペインボディはそんなエゴの反応に大喜びなのですが、

ついには「もう不幸でいることはウンザリだ!」 「もうこんな自分自身を相手にしたくない!」と、 不幸な自分を生み出して持続させているマインドの中身や構造、 感情的な構造から自分を引き離してしまい、

そのとき、自分の不幸な物語や感情が実は自分自身ではない、 自分は知られる対象や中身ではなく「知る主体」の方だと気付くのです。

当節の最後あたりには「別にそうなるまで目覚めを待つ必要はない」と書いてありますが、 こんなのを読んでも「どうすれば目覚められるのだろう」と 「優秀な頭」で考えたり理屈をこね回す人間が99%だろうから、 そんな人間はもっともっと苦しんで「もう十分だ」となれば良いだけの話なのです。

6章九節 ペインボディからの解放 Breaking Free of the Pain-Body

6章最後はこれ。

以前から書いているように、 苦しみの原因はペインボディそのものではなく、 エゴによる「ペインボディ=俺だ!」という同一化なので、

「ペインボディからの解放」ではなく「ペインボディとの同一化からの解放」 が苦しみからの解放と同義で、それは今すぐにでも可能とのこと。

その方法については当節に書かれている通りで、

  • ペインボディが活性化したとき、 「あっこの感じはペインボディだ」と気付いて観察すること。 これだけでペインボディとの同一化を断ち切ることができる。
  • 「ペインボディだ!」と分かれば、湧き上がってきた古い感情が、 頭の中の声や行動や他との関係まで乗っ取るのを防ぐことができる。
  • ペインボディは最早私を利用して自らを再生することができない。 ペインボディは萎びていくが、堆積した怒り、 恐怖などの古い感情はしばらく私の中にあり、時折湧き上がってくる。 私を上手く騙して同一化へと持ち込むこともあるだろうが、それも長くは続かない。
  • ペインボディを感じたとき、自分は間違ったダメな人間だと誤解してはいけない。 自分を問題視することは、ペインボディが大好きなこと。ペインボディを受け入れること。 感じていることをそのまま認めてお手上げすること。

こんな感じで、ペインボディが現れたときに 「あっあっペインボディだ」と気付けばよいだけの話なのですが、

やっぱりこんなの読んで頭で考えても何の効果も無いので、 自然とペインボディに気付こうという姿勢になるまでは、 エゴやペインボディによって苦しみ続けるしかありませんし、 それが大抵の人間にとっては一番の近道でしょう。

以上、 「苦しみから解放されるには、もっと苦しむがいいや」 というお話でした。

今回はここまで。

次回からはいよいよ7章です。

次回に続く>>

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