ニューアース

第7章その3

解説まとめ『ニューアース』2019版 第7章その3

前回の記事

前回は

自分を本当に豊かだと信じるなら、口先だけでなく周囲に何かを与えてみよ

という、前々回に引き続き これまた引き寄せ信者には耳の痛い話についてでした。

そして、またまた今回も「良い気分になって良いことを引き寄せよう」 なんて考えている引き寄せ信者にとっては耳の痛い話となっております。

※今回の内容は『The Power of Now』9章1節からの内容と大いに被るので、 興味ある人はそちらも読んで頂戴。英語版でなくとも日本語版でええで。

7章五節 混沌とより高い秩序 Chaos and Higher Order

まずは前節の続きで、

自分の経歴、年齢、健康状態、所有物、人間関係、経済状態、仕事や生活状況、 精神的感情的状態etc.といった「人生の中身」を通してでしか自分を知らないと、

「私は何が善で何が悪か知っている」などと考え、 出来事、さらにはエゴ的思考や感情について「善悪」を決め付けてしまうとのこと。

この無意識にやってしまう「決め付け」について「そうするのが当たり前」だと考え、 「人生の中身」が何なのか等について意識すらしたことない人間が大多数で、 だからこそ、大多数の人間が「狂気の人生」を送り苦しむ羽目になっているのでしょう。

ともかく、そういった出来事の善し悪しといった人生の中身以上の 「全体、総体」「高い秩序」というものがあり、 しかも、あなたや私が考えられるのは「人生の中身」についてだけなので、 その「高い秩序」については頭で考えて理解することなんて無理というではないですか。

「頭で考えても分からないのなら『高い秩序』がどうのこうのとデタラメ書くなよ」 と思ってしまうのですが、そう思えてしまうのは、 まさに思考に囚われているからであります。

たとえば、富士の樹海や未整備の雑木林といった人の手が加わっていない場所、 またはインドの市場みたいなカオスな場所に行き、 浮かんでくる思考を放棄し、頭で理解しようとか説明しようせずに静かに観察すれば、 一見無秩序でカオスに思えるそれらの場所から、何ともいえない 「調和、高い秩序、聖性」を感じ取ることができ、

そういった言葉や思考で表現できない「調和、秩序、聖性」に気付くことで、 自分もその調和の一部であることが分かって調和の参画者になることができ、

結果として、次節のクジが当たった人や 七節のクリシュナムルティや八節の白隠禅師みたいに生きることができるわけです。

※というか、最後はそうやって生きていく以外に「他に道は無い」と分かる。 エゴは当然「冗談じゃない」と納得しないけど。

7章六節 善と悪と Good and Bad

お次は前節の続きで「善と悪」について。

この善悪というのも、まさにマインドによる賜物で、

  • 誕生、成長、健康、良い気分、獲得etc.→「善、秩序」というレッテル。
  • 死、老衰、病、悪い気分、喪失etc.→「悪、無秩序」というレッテル。

こんなレッテル貼り、決め付けをエゴは無意識のうちに自動的にやっており、 しかもエゴは「人生の意義」「人生の目標、目的」といったものを 「善」サイドにしか見出しておりません。

だからこその「この世の知恵は、神の前では愚である」というコリント人への手紙の引用文であり、 悪や無秩序、ぶっちゃけると「悪い出来事」「悪い思考」「悪い感情」が自分に起きたとき、

エゴは大騒ぎして「これは悪だ!排除せにゃ!」 「『私はハッピーです』と思い込まなきゃ! 良いことを考えて良いものを引き寄せなきゃ!」 とやり始めるのですが、

そんなものは全て無駄な悪あがきで、 「悪や無秩序」からは絶対に逃れられない、 なぜならその「悪や無秩序」も、エゴなんかでは到底理解できない、 エゴが決めた「善悪」の上位にある「より高い秩序」「全体」「コスモス」の一部だからであります。

その「全体」の一部について、エゴは「これは良い出来事」「これは悪い出来事」 と決め付けて断片的なものにしてしまい、 思考に囚われてその断片を「これが現実だ!」なんてやっているから 大層おかしなことになっているのであって、

「悪や無秩序」によってエゴが設定していた「人生の意義」が崩壊したとき、 「高い秩序」の入り口が開けるというわけです。

まぁ、こんなのいくら言葉で説明しても無駄だし、 こんなのを読んで頭で理解しようとしても無駄だし、 「よ〜し、俺も今日からクジで高級車を当てた人やクリシュナムルティや白隠禅師のように生きるぞ!」 と決心しても全くの無駄です。

ただ、悪いこと、嫌な出来事が起きたとき、当然怒ったり嘆き悲しんだりしますが、 「怒ったり嘆き悲しんでいるのは一体誰なのか」観察すれば良いし、

さらには、その体験や感情等の奥に、 思考などでは計り知ることのできない「何か」を感じれば、 何となくこの辺の記述について分かります。

この辺については人様の経験を頭に入れるよりも、 実際に自分で体験することですな。

以上、今回はここまで。

次回に続く>>

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