解説『悟りを生きる』その6

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悟りを生きる ? 非二元へのシンプルなガイド ?(覚醒ブックス)

悟りを生きる

今回は8章と9章。

本書は全部で11章で、ラス前の10章には作者と読者の対話がある等、 偶然か意図的か知らんけど、 何かニューアースを意識したような構成になっております。

もちろん、私としては断然ニューアースの方が良い、 というか比較にすらならないと思ったのですが、 それは人それぞれでしょう。

8章:振り子

まず今回は8章の「振り子」について。

「振り子」とは何かというと、 「(悟りによって)安らぎを得た状態」「安らぎを失って元に戻った状態」とか 「意識状態と無意識状態」といった、2つの状態を行ったり来たりすること。

それについて本章ではゴチャゴチャ書いてありますが、 賢明な読者の方なら分かるだろうけど、 「状態」というのは一時的で無常なものなので、 変化するのは当然のことなのです。

それをやれ「振り子」だ何だと騒ぎ、 「安らぎを得た意識的な状態になければいけない」 「良い気分でなければならない」 「全てあるがままでなければいけない」 などといって無常なものをコントロールしようとする、

こんなものは悟りなどとは程遠い、ただの強迫神経症であり、 スピリチュアル()をやってる99%の人間が陥っている症状なのであります。

なので、コントロールなんて苦しみを生み出すだけだから 止めてしまえば良いのですが、 これはこれで「コントロールを手放さにゃ!」とやってしまうので、 たった今、自分が何をしているか気付く、これで充分です。

そうすると、「状態」の背後にある、「変わらないもの」に気付けるのですが、 まぁこれも実際やってみなければ分からないことです。

※ただし、「何をしているか気付けばハッピーになれるんだ。 変わらないものに気付けばもう嫌なことが起こらないんだ」などと考えるようでは、 何も学んでいない証拠。もっと苦しもう(ゲス顔)

9章:非分離性

次は非分離性について。

この辺になると面倒になってきたので適当に書くと、

他者だろうが何だろうが、 この世界がバラバラでだと考えてしまうは思考のせいであり、

バラバラにしているそもそもの原因が思考なので、 こういう本に感化されて「みんな一つなんだ」などと頭で思い込もうとしても、 火に油を注ぐ結果となるのは皆さんご経験の通りで、

そして、まことに残念なことに、 「全ては一つだ」というワンネスみたいなのを体験しても、 それは体験に過ぎないので過ぎ去っていくし、

万が一ワンネスを経験したりワンネスというものが分かっても、 あなたは完璧な人間にならないし、完璧な人生にもならない、 今まで通りの「つまらない」生活が続いていくだけである、

ということであります。

「なんでそんな夢も希望もないことを言うんだ! 私はワンネスを体験してハッピーになりたいんだ!」 と思うかもしれませんが、

その「夢」や「希望」とやらが 一体どこから湧いて出てきたのか、 きちんと観察しなさいとだけ申し上げておきます。

以上、今回はここまで。

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