六郎の旅日記長野編5 伊那のグリーンファームで昆虫食三昧

前回の記事:長野編4 守屋山登山と高遠の紅葉

前回紹介した高遠の隣にある伊那市について書きます。

ただ、殆どの人にとって伊那は木曽への通過点で、 伊那IC以外「何も無い」というのが現状です。 伊那ICを降りたらすぐに権兵衛トンネルへ続く道だから...

そんな寂しいことは置いといて、伊那について語ります。

伊那といえばグリーンファームの昆虫食

私的に伊那といえば「グリーンファーム」これに尽きます。 というか、伊那といえばグリーンファームしか語るものがありません。

何かというと、道の駅みたいなもんで、地元の食材が安値で売られているのです。

今回は、そんなグリーンファームで実際に購入し、食べたものをレビューします。

当時はデジカメ持っていなかったため(白川郷旅行で初めて買った) 写真はありませんので、適当に画像検索してください。

ハチノコ

瓶詰のやつを食べたけど非常にクリーミーで非常に美味しい。

生はもっと美味しいんだろうと思っていたら、 ハチノコと蜂蜜が詰まった「蜂の巣」が売られていたりします。 値段が5000円で、量も半端じゃないので買いませんでしたが… ちなみに蜂の巣を採取する時の煙幕も、100円程度の値段で売られています。

いなご

昔はどの地域でも食べていたらしいイナゴ。顔は仮面ライダーそのもの。 草しか食べていないためか、草の味しかしません。 しかも食感が非常に気持ち悪い。特に長い後ろ足。

悶絶必至のカイコ

絹糸をとった後のカイコのサナギを佃煮にしたもの。 見た目は「さなぎポケモン」。

何が酷いかって、佃煮になっているはずなのに非常に臭い。 「あゝ野麦峠」の女工さん達は、こんな臭い中で作業をしていたんだということが 身に染みて分かってしまいます。

劇中では工場を訪問した偉い人があまりの臭さに嘔吐していました。 その臭いの元を口に入れるのだから、色んな意味でタマりません。

※ちなみに「女工哀史」と呼ばれていますが、 実のところは工場の福利厚生はそこそこ良くて農家に比べれば大分マシで、 出稼ぎに出た女工さんたちは結構な額を稼いでおり、 中には現在の価値で1000万円プレーヤーもいたそう。

女工宿
松本の博物館にある、女工さんたちが飛騨から岡谷に向かう途中寝泊りした宿
女工宿
女工宿

食べると肥溜めのような臭さが口中に広がり、ヴォエ!となります。 食感は腐った干し海老みたいな感じで変な汁が出てきて、 5個くらい食べたら「もう十分堪能したよ...」となってしまいます。

1パックてんこ盛りで250円と値段だけは安いので、 長野に行った際は是非とも食べて悶絶してください。

ちなみに上記の他にも「ザザムシ」という虫もあるのですが、 もはや「釣り餌」にしか見えないので、食べませんでした。

おいしい干し柿

これはおいしい!しかも大きいのが5つで180円! 山梨でも干し柿は安いですが、長野はさらに安い。

長野山梨に住んでいたら、よそで売っている干し柿が いかにボッタクリ値で売られているか分かってしまいます。 虫なんて食べる暇があったら干し柿を食べましょう。

以上、ただの虫食レビューとなってしまいましたが、 次回はさらに南の飯田市について書きます。

ちなみに「元祖ローメン」ですが、私は羊肉の味と臭いがあまり好きではないので、 何ともいえない気分となりました。 高遠の「みすゞ食堂」で食べた焼きそば風ローメンは美味しかったのに、 何ということでしょうか。

長野編6 飯田で人形劇三国志に続く。

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