六郎の旅日記 猛暑の白川郷と飛騨高山編

今回は白川郷についてです。

行ったのは7月下旬で、何で行ったかといえば、 当時の山梨は暑く、もっと山奥に行けば涼しくなるだろうという、 きわめて安易な考えからでした。

私的に白川郷といえば、あの冬の雪景色が頭にあったのです。

途中までは涼しかった

ルートは松本ICで降りて安房峠を超え、高山から白川郷へ行くという、 ポピュラーなものでした。

158号線を西へとどんどん進み、上高地あたりまでは涼しく ああ来てよかったなどと思っていたのですが、だんだん雲行きが怪しくなり、 高山へ到着した頃には真夏の暑さとなりました。

それでも「いや高山はちょっとした町だから…」 「白川郷まで行けば涼しくなるだろう」などと思っていたのですが、 これが大間違いでした。

猛暑の白川郷にて熱中症寸前

白川郷全景

というわけで、高山から下の山道を通って白川郷へ向かったのですが、 これも間違いで、わずかな料金をケチったために、 細い山道を死にそうになりながら通る羽目になりました。 白川郷へは高速を使った方が無難です。

そんなわけで白川郷に到着したのですが、なぜか凄く暑い!!

道の駅白川郷
道の駅白川郷。ここに車を停めてウロウロしたのが運の尽き。集落へは結構遠い。

何かおかしいと思いながら、村中をウロウロしていたら意識が朦朧としてきました。 生命の危機を感じ、こんな山奥にもあるコンビニでアクエリアスを買って飲んだのですが、 気分は悪いままでした。 仕方ないので早めに宿に行き、1時間くらいグッタリしておりました。

合掌造の宿
合掌造の宿の部屋。網戸が無い!!

宿のおじさんに「今日は暑かったでしょう。これだけ暑いのはめずらしいですよ」 などと言われ、何のためにこんなところへ来たんだ、俺の人生一体何なんだ、 などと思ってしまいました。

白川郷の夕食
食べた覚えが無い宿の食事。写真があるってことは食べたのだろう

宿泊したのは合掌造りの宿だったのですが、 網戸の代わりに窓にスダレがかけてあって、夜になると そのスダレに大きな蛾が50匹くらいビッシリとまっていたのが いまだにトラウマです。(あまりにキモかったので写真は無し)

結論:山奥なのに夏の白川郷はクソ暑い

白川郷は外国人ばかり

そんなわけで、翌日白川郷をブラブラしたのですが、 土産物屋と外国人がやけに多いという印象でした。

私が泊まった宿にもオランダ人の老夫婦が宿泊していて、 わざわざオランダから来なくても、ヨーロッパやアフリカの方が 観光地沢山あるじゃん、というか日本に来たなら奈良に行けよ と思ったのですが、オランダ語分からんので言いませんでした。

私的に面白かった箇所は、 合掌造りの家が固めて展示されている資料館と 神社横にある「どぶろく祭り資料館」でした。

白川八幡
白川八幡。お守り買った。資料館に入ると18%のどぶろくが試飲できる
白川郷博物館入口
資料館入口
合掌造
園内の様子
合掌造内部
合掌造3F。床は隙間だらけで落ちると死ぬ
合掌造の屋根
屋根の様子
合掌造の養蚕
山奥なのでやっぱ産業は養蚕
合掌造の虫よけ
灼熱の夏なのに煙を炊くのは、屋根につく虫よけのため

というか、それくらいしか見所ありませんし、 あまり観光地化されて風情が無くなるのもいかがなものかと思います。

ちなみに、少し北上して富山に入ると、白川郷と同じ感じの五箇山という集落があり、 こちらも世界遺産になっているのですが、こちらはマイナーで観光客があまりいないので、 私みたいに京都よりも奈良の方が好きな人、風情を求める人は、五箇山の方が良いでしょう。

私は初日で体力を削られたので行けませんでしたが、 こんなことなら五箇山に行けばよかったなどと今は思っております。

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