合格するための具体的な勉強のやり方と流れ

今回は、何の勉強をやるにせよ、 私の勉強の大まかなやり方と流れを書いていきます。

私なりの勉強の流れを分かっていただければ幸いです。

勉強の流れその1:やる気になるまでダラダラ過ごす

まずは「実際にやろう」となるまでダラダラします。

他の記事にも書きましたが、 私は尻に火が点かないと行動しないタチなので、 それまではボーっとしたり、ネットサーフィンをしていたりします。

そうすると、「このままじゃヤバいぞ」という思いが 段々せり上がってくるので、尻に点いた火が全身に回る前に、 今やっていることを止めて机に向かいます。

ながら勉強をする場合は、筆記用具と参考書なり問題集なりを 持ってきて、それを読みながら今やっていることを続けます。

「そんなやる気の出し方で大丈夫か?」と言われるかもしれませんが、 私にとっては、この方法で充分です。

尻に火が点いたことを確認して行動することを何度も繰り返していると 2週間を過ぎた頃から、自然に体が動くようになります。

尻に火が点いたことをきちんと認識し、 全身に火が回る前に行動することを繰り返せば、 自然に勉強するクセが身に付いてきます。

勉強の流れその2:参考書を斜め読み

新しいことを勉強する時は、参考書や教科書など、 概要が書かれている書籍をざっと読みます。

じっくりと読むようなことはしませんし、 ましてや「暗記しよう」などとは絶対に思いません。

内容を理解したり、覚えたりするのは、 後の問題集を解く過程で、イヤというほどできます。

正確性よりスピード重視で、ただただ、漫画を読むような感じで、ざっと斜め読みするのです。 一通り読んだら、次は実践に入ります。

勉強の流れその3:実際に問題集を解く1〜3回目

参考書を1回斜め読みした後は、問題集をやります。

参考書を1回しか読んでいない状態なので当然解けませんが、それで良いのです。 1分くらい考えて分からなければ、すぐに解答を見ましょう。 解答を見て、「ああ、そういうことか」と納得してください。

解答を見ても分からない場合は、参考書で調べても良いですが、 1回目の時は、全部納得いくまで調べなくてもOKです。

この「問題集を解く」行為を、最低3回は繰り返してください。

勉強の流れその4:参考書を読む2回目

問題集を3回程度繰り返したら、もう一度参考書を通しで読んでみましょう。 参考書だけを通しで読むのも良いですし、 章ごとに小分けにして問題集を解きながら読んでも良いと思います。

どんなやり方でもいいのですが、重要なのは、参考書を丸暗記すること ではなく、問題集の問題を自力で解けるようになることだということに注意してください。

勉強の流れその5:問題集を解く4回目〜

ここからは、解答など見ずになるべく自力で問題を解くようにします。

できなかったら、×マークをつけて目立つようにしておきます。 (最近のゆとり塾では×をつけることが禁止されていたりしますが、 バイトの時、大きく×をつけていたらクビになった思い出がある)

×がついた問題は、○になるまで繰り返し繰り返し解きましょう。 ×の95%位が○に変わった時、受験勉強にせよ資格試験にせよ、 必ずや受かるようになるでしょう。

具体的な勉強のやり方と流れ:まとめ

大雑把に勉強の一連の流れを書いてみましたが、いかがだったでしょうか。

これは私が自分なりにやって身に付けたやり方なので、 全ての人に合うとは到底思えませんが、 参考にされたい方はされればいいですし、参考にしたい部分があればすればいいと思います。

というか、世に出ている「勉強のやり方」の本やサイトでは、 書かれているノウハウがあたかも万人に適合する黄金律のように表現されていますが、 人は1人1人異なるので、勉強に関する黄金律など無いのです。

あえて言うなら「やり続ければ合格し、やらなければ落ちる」くらいでしょうか。

皆様も自分で実際にやってみて、自分なりの勉強方法を身につけてください。

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