駒場の授業はどんな感じ?

私の記憶には残っていないのですが、 夏学期の授業は、入学式が行われる前から始まるみたいです。 (みたいとは何事だ)

駒場の授業は人が多いし、進振りのために(イヤイヤ)受講しているという雰囲気が蔓延していたので、 私はあまり好きではありませんでした。

そんな私からの、駒場の授業でのアドバイスです。

1年の夏学期はほどほどに

東大でもあまり面白い授業がなかった(と思ってた)私にとっては、授業に出るよりも テレ東で昼にやっていた映画やAチームの再放送を見ながら酒を飲んでいる方が好きでした。

そんな心構えだったので1年の夏学期は単位を落としまくり、 これはマズイということで、冬学期からは真面目に授業に出て勉強するようになりました。 結果、結構良い点数で、希望通りの研究室に進学することができました。

やる気のある新入生の士気をそぐようで悪いのですが、 1年の夏学期は必修以外で6単位(授業3つ分)くらいとれれば充分なんじゃないでしょうか。

大体、夏学期は人が多すぎて授業になりません。 立ち見とかいて、授業の体をなしていないのです。 しかも暑くて鬱陶しいし。

進振りに血道をあげている人ならともかく、 そこそこの点数で進学できればいいやという人は、 夏学期からやる気を出して授業を詰め込む必要は無いです。

いや、進振りに命をかける人こそ、人の少ない冬学期に出て 頭が働く冬に高得点をとるべきなのです。

第2外国語、情報処理、体育、英語、英語Ⅱ、 基礎演習、方法論基礎…1年の夏学期は、必修だけで結構な量になります。

必修科目を落とさないことを第一目標にして、 あとは適当にやればいいと思います。

それに、一度痛い目に会っておけば、本郷に行ってから殆ど単位を落とさなくなります。

折角本郷に進学できても、単位落として卒業できない方が 何倍も悲惨だと私は思います。

東大の授業に期待するな

東大の授業といったら、さぞかし高度な授業をやるんだろう と、期待する人もいると思うのですが…

教科書の筆者が目の前で教えている教官本人ということ以外、 あまり面白いことはないです。

しかも、授業を聞いているよりその教科書を読んでいた方が よっぽど分りやすい、ということも度々ありました。

「天下の東大だから」と過度に期待して授業を受けたら 「何だかよく分からん授業だった」という結果になるので気をつけましょう。 でも、期待せずに受けた授業が案外面白かったりします。

逆評定に頼るな

東大には、どの授業で単位を取りやすいかが 大仏〜大鬼のランクで評価されている「逆評定」というものが売られています。

初めて授業を選択する時に、この逆評定を鵜呑みにして 時間割を大仏〜仏の授業で埋めたのですが… 勉強していなかったので、全然単位が取れませんでした。

冬学期になり、必修とかでどうしても鬼〜大鬼の授業を 受けなければならず、「このままじゃ留年しちゃう!」と 必死に勉強したら、大鬼だったはずの教官が優をくれました。

まぁ世の中こんなもんです。

逆評定で当たっていたのは、小森教授の大仏くらいでしょうか。 あと義江教授もですが、義江教授は退任なされたから…

逆評定を軸にして授業を選択せず、 自分の興味のある授業をとりましょう。

...