当サイトを開設した頃に、実際に勉強をどうやっていくのか、 それについて書いた記事があります。
今回は、私が今まで(というか、今現在でも)教科書すら手にしたことがなく、 授業も受けたことなかった地理を一例にとって、 勉強の進め方というものを今一度書いてまいります。
繰り返しの内容になりますが、 大事なことなので繰り返し書きます。
ちなみに当記事についても勉強ができる人向けには書いていないので、 そこそこ勉強ができる人は、こんなもの読まずに自分なりの勉強をしてください。 何だかんだいっても自分なりの勉強を続けるのが一番です。
「東大には地理が出るが俺は地理を一度もやったことない、 タイムリミットはあと一年、さあどうする」 という状態だったのは東大地理の記事に書いた通り。
そこでまずは
という薄い基本的な参考書と問題集を買って「参考書→問題集→参考書→問題集…」 と繰り返していったのも上の記事で書いた通りです。
「どのような内容なのか」を知るために参考書を読み、 「どのような問題がでるのか」を知るために問題集を解いていった (解いたというより斜め読みして覚えていった)、
そのプロセスを何度か繰り返せば、 「何が何だか全く分からない状態」から 「朧気ながら全体が見渡せる」状態になっていきます。
その状態になれば他の問題集に手を出せるくらいの実力はついているので、 少しレベルの高い問題集をやれば良いです。
私の場合Z会の地理(市販の問題集および通信)をやりましたが、 混乱した場合は必ず基本に立ち返りましょう。
するとある日、今まで覚えてきた内容が一直線につながり、 東大の入試問題だろうが何だろうが解けるようになるのです。 (何ヶ月後か何年後かは知らん。今までの積み重ね次第)
以上が勉強の大まかな流れで、この流れは受験勉強に限らず習い事やスポーツとかでも 同様だと思うのですが、いかがでしょうか。
この大まかの流れの中で重要なのは、
の3つとなります。
理由は、薄い参考書と問題集の方が早く全体を把握できるようになるし、 一度終えることができれば、多少なりとも自信がつくから。
数学の場合はチャートよりもっと薄くて基本的な問題集をやれば良いし、 英語と古文の場合は単語帳と薄い文法の問題集くらいからで良いでしょう。(現代文は知らん)
たまに「基本的な問題集と言われてもどれをやれば良いのか分かりません」 なんて素っ頓狂なことを言ってくるのがいますが、
そういう人間は中学生レベルもおぼつかず、 高校レベルの思考および判断ができていないのが殆どなので、 まずは中学校3年分の国英数理科社会の参考書と問題集をやってくたさい。 話はそれからとなります。
「今までやったことないのだから間違って当然。上手くいけば儲けもの」 これは受験勉強に限らず当たり前のことだと思うのですが、
世の中には「最初から全部理解しなければいけない、全部覚えなければいけない」 と考えている面白い人種がいて、そう考えるのは大抵が(学力的に)底辺レベルの、 所謂「お馬鹿さん」と相場が決まっております。
さらに面白いのが、お馬鹿さんほど虚栄心が高くて「自分が何も知らない馬鹿である」 ということを認めたがらず、解答を間違えたり理解できない箇所があったりすると、 プライドが傷ついたのか失敗したことを認めるのが怖いのか知らないけど、腹を立ててすぐ止めてしまう。
問題なんて何度も繰り返しやって身体に覚えさせるものだし、 理解できない箇所なんて放っておけば後で理解できるので 単に飛ばして次に進めば良いだけの話なのですが、
今まで生きてきた中でそういう経験をしていないためか、 どうもその辺が全く分かっていないご様子です。
なので丁度良い機会だから、受験勉強を通してそういう経験をし、 底辺から脱出するキッカケにすれば良いと思うのですが、 これ以上書くと該当者から苦情が来るのでこの辺にしておきます。
何十年も受験生やっていたいならともかく、 受験にはタイムリミットがあるのでスピード重視でいきましょう。
例えば、問題読んでも分からないならすぐ解答見る、 ノートは丁寧に書かずに殴り書きなどです。
スピード重視すれば繰り返す回数も多くなるので、 「スピード一番」をモットーにやってみてください。
※まあ、ちゃんと集中できていればスピードなんて自然と上がるけど。 あと「理解できない箇所が多すぎて全然進みません」という人間は 単に中学生レベルができていないだけなので、そこからやり直して頂戴。
※2あと思い出したけど、ある日書店で『凄い勉強法』(「究極の勉強法」だったかも)とかいう本を見つけて、 著者は一体どんなのだと見てみたら、早稲田中退だった。 「おいおい中退って…お前が勉強できてないじゃん!その神経がある意味凄いわ」と思ってしまった。
以上、また何か思いついたら適当に書きます。
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