当記事は2011年頃、私がブラック企業にいた頃に書かれた、 自分の東大受験を基にした春夏秋冬1年間の勉強の流れとなっております。
追記:受験は4月5月が勝負!
ちなみに、この記事には何年か後に書いた追記があり、 それが↑の記事となっているので、気になった人は読んで頂戴。
あと「東大合格のための」とか書いておりますが、別に東大でなくとも東工大とか京大とか、 自分の志望校でも同じです。
そんなことよりも、何度も書いておりますが、今の実力以上の大学に受かりたいなら、 4月5月でエンジン全開せにゃならんということを肝に銘じておいてください。
私のようなニートが東大受かるためには、 まず基礎を徹底的にやらなければいけませんでした。
勉強を始めた当初は、効率的で自分に合った勉強法なんて 全然分かりませんでしたから、とにかく「量をこなしていく」しかありませんでした。
まず、教科ごとに「コアとなる問題集、参考書」を決めました。 「コアとなる問題集、参考書」とは「これらを中心に勉強する」という本のことで、 もっと分かりやすくいえば、「コイツと心中する覚悟」で勉強する本のことです。そして4月と5月の2ヶ月間で、コアとなる問題集、参考書である
を1.5〜2巡目までやりました。(黄チャートは少し遅れましたが)
システム英単語と黄チャートは毎日少しずつやり、 残りの問題集や参考書は、「1冊3日で済ませる」と期限を決めて、 とにかくスピード重視で書きまくってやりました。
やっていく中で「こんなので本当に合格するんかいな?」と何度も不安になりましたが、 「やれば合格する、やらなきゃ落ちる」のは真実ですから、 不安を払拭するためには、やり続けるしかないと思い、 不安になりながらも、「不安のまま」毎日勉強していました。
私が東大に合格できたのは、4月5月の、とにかく量をこなした「力押し」の勉強のおかげだと思っています。 この時期は、本当に勉強していた事しか記憶にありません。
ぶっちゃけた話をすると、 ドラゴン桜やその他受験ノウハウ本に書かれているテクニックは万人に当てはまる黄金律ではないですし、 そのテクニックが活きてくるのは、基礎を身に付けた後なのです。
基礎を身につけるまでは、「正しい勉強法」なんてどうでもよく、 ただひたすら力押しでやるしかないんです。
受験テクニックなんてものは、他人から聞いたり本で読んで覚えるものではなく、 力押しで勉強している最中に、自ら編み出していくものなのです。
逆に、この時期に「どれがいいかな〜?あ〜これはダメ、これもダメ」などと、 色々な参考書や問題集に手を出しては途中でやめたり、 色々な勉強方法をマネしてみて、飽きて途中でやめるような人間は、 東大不合格は確実であると考えてください。
遅くとも6月くらいまでに「力押し」の勉強を終えておけば、 夏からの勉強がぐっと楽になりますし、 東大合格への可能性が格段にアップすること間違い無しです。
東大合格の為の勉強法 夏編に続く。
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