簡単な退職届(退職願)の書き方、提出方法

前回「退職する前の準備」

仕事を辞めようと決意したとき、まずやらなきゃいけないのが、 退職届(あるいは退職願)を書き、それを上司に提出することです。

ブラック企業を辞めようと決めた2012年当時、 私も退職届の書き方をネットで調べたのですが、ロクなサイトがありませんでした。

というわけで、3回も退職届を出した私の、 ためになる「簡単な退職届の書き方、出し方」です。

簡単な退職届の書き方

その退職届なのですが、この際ぶっちゃけてしまうと、 法的には退職の意志が会社に伝われば良いので、 メモ用紙に手書きで「辞めます」と書いても有効なのです。

ただ、それだけでは寂しいので、簡単な退職届で良いので書いてみましょう。

縦書きが主流ですが、横書きプリントアウトでOKです。

私がブラック企業を辞める時は、以下のように名前以外をWordで打ち込み、 プリントアウトしたものに記名押印したものを提出しました。

簡単な退職届の書き方

退職届

○○株式会社 社長○○殿 

私事 

この度一身上の都合により○年○月○日をもちまして退職いたしたく、 ここに届け出いたします。

○年○月○日  自筆の署名 三文判

たったこれだけです。簡単でしょう。

退職願の場合は、上部のタイトルを「退職願」にして、 「ここに届け出いたします」の部分を「お願い申し上げます」に変えてください。

※退職届と退職願とどう違う?→どっちも同じで変わりません!! ちなみに「お疲れ様」と「ご苦労様」も同じ意味なのだが、 バブル時にマナー講師とかいう連中が嘘を広めたせいで、 事実が歪曲されて現在に至っている。

宛先は、必ず社長宛で「殿」にしましょう。

「私事」とありますが、これは付けても付けなくてもどっちでもOKです。

退職理由ですが、全て「一身上の都合により」でOKです。 というか、「一身上の都合により」以外はNGです。

「給与がクソだから」「パワハラを受けたから」とか 書きたい気持ちは大いに分かりますが、あくまで「一身上の都合により」にしましょう。

退職予定日と退職届の提出日についてですが、 「いつ出すか分からん」という人は、空白にしておいて出す時に日付を書けばOKです。 ぶっちゃけると、西暦でもかまいません。

印鑑は三文判で良いので、キチンと押しましょう。

以上、こんな感じで退職届を書いたら、次はいよいよ退職届を提出することになります。

正しい退職届の提出時期、提出先、タイミングなど

茶封筒はNGか?

退職届を封筒に入れますが、茶封筒で大丈夫です。 どうせ辞める会社だし、 わざわざ白封筒を買う義理などどこにもございません。

「茶封筒はちょっと…」という人は、提出する時に 封筒から中身を取り出して、中身だけ渡せば良いのです。

誰に退職届を提出するか?

分かっているでしょうが、直属の上司に出します。 いきなり部長や社長に出すのはNGです。

何週間前に退職届を提出するか?

これは民法で決まっていて、辞める2週間前までには出しましょう。 ただし、社内規程などで「1ヶ月前までに提出すること」とあれば、そちらを優先する方が良いです。

出すタイミングは?

慣れれば簡単です。 課長(直属の上司)が暇そうに?座っているのを見計らって、 「課長、ちょっとお話が・・・」と言います。 「ちょっと別の部屋で・・・」と、別室に連れていき、そこで渡せばOKです。

退職時のトラブルに備えての用意

これで上司が退職届を受け取ってくれれば、万事Okなのですが、 ブラック企業だと受け取ってくれず、「渡した」「渡さない」の押し問答になるかもしれません。

そういうことにならないよう、退職届を出す時はICレコーダー、 もしくは録音機能をオンにしたスマホを仕込んでおきましょう。

私もソニーの3000円代のICレコーダーを持っていますが、色々と役に立ちました。

安いのでも良いですし、ソニーとかの3000円代のならまず間違いはないでしょう。

酷いブラック企業になると、恫喝したり手を出したりしてくるのもいるでしょうから、 キチンと録音しておいて、地元のユニオンに提出してやりましょう。

簡単な退職届の書き方と提出方法:まとめ

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