自分を傷つけるのは自分

前回の記事:失敗する原因の「FAILURE」

今まで1記事1章でやってきましたが、前回まででこの本についての一通りの解説は済み、 あとは今までの重複というか、蛇足なので、章とか関係無しにすっ飛ばして 今まで以上に適当に書いてまいります。

本当のところを言わせていただくと、 この本のキモは7章までで、 7章まで(特に6章7章)を繰り返し読めば充分です。

※あくまで私の感想ですが、一読された方は分かると思います。

というより、こういう類のノウハウ本を読むとき、 「全部読んで頭に入れなきゃいけない!!」 なんて考える人は、間違いなく完璧主義に陥っているので、 まずはそこを自覚して治していきましょう。

こういう本は、自分の心に残ったところ、身に付けたいところ、 自分に都合の良いところを抜き出して、それを繰り返し読めばよいのです。

自分を傷つけるのは自分

P.148には「私たちが心に痛手を受けたと感じるのは、他人の言動によるものでなく 自分自身の思い込み」なんて書いてあります。

自分の思い込み次第で傷付きもするし、平然ともしていられるということは、 自己の内面を観察すればよく分かりますが、内面観察なんて私のような物好きくらいしかやらないので、 仕事に邁進されている皆様におかれましては、「ああ、そういうもんなんだな。セルフイメージとか 高めれば、他人の言うことなすことに一々左右されなくなるんだな」と思っていただければよろしい。

ともかく、セルフイメージが高い(=劣等感が少ない)と、他人から何やかんや言われても そんなに動揺することはないし、一々自分の幸せを他人の挙動に左右されることも少なくなるので、 まずは人から何か言われて傷ついた時、「あ、俺は今傷ついた!」 と気付くことから始めましょう。

あとは繰り返しでセルフイメージを高めれば、段々とコツみたいなものが掴めてきます。 ※繰り返しについては、P.15あたりを参照してください。

考える前に行動

P.55には「他人との比較や”平均”というものを持ちだした途端、能率はガタ落ちする」 と書かれておりますが、それは「常識」というものについても同様です。

P.163に書かれている通り、他人の目を気にしたり世間で常識人として振る舞うのは、 成功するのには障害にしかなりません。 自分の「良心」というものが、実は良心でも何でもなく、人生の障害になっていることに気付きましょう。 (だからといって「俺は常識にとらわれないぞ!」とか言いながら裸で表を走るのはNG)

さらに「何かする度に押さえつけられると、”何もしない人間が正しい”と思ってしまう」 なんて書かれていて、幼い頃から何かと親に押さえつけられ、学習性無力感に陥ってしまった 私にとっては、身につまされる思いの記述となっております。

私の場合だと、親に押さえつけられていた期間が15年くらい、 それに気付いて試行錯誤しながら解消にかかった期間が7〜10年くらいでしょうか。

ただ、解消の進捗具合がラスト1年(私の場合このサイト開設前後)あたりで 20から90に跳ね上がった感じがするので、 人や情報や諸々の「出会い」があれば、たとえ数十年間苦しんでいたとしても、 数年で解消できるかもしれません。

そんな私のことは置いといて、本書には「行動する前に考えるな!」とか書いてあり、 私も7割程度同意で「たとえ失敗しても最悪死ぬだけ、失敗しようが何しようが、 ずっとその失敗を覚えているのは俺くらいのもの」くらいに考えて、 やりたいことあったらドーンとやってみりゃ良いと思います。

私の東大受験もそんなノリで無責任に始めたのを思い出しました。

以上、学習性無力感を解消するためには、

ⅰ.良い人や情報との出会い、ⅱ.まずはやってみる

の2点が重要だと思います。

反応を遅らせるに続く。

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