ニートから東大に受かるための具体的な勉強計画の立て方

この記事では、私がニートから東大に行くときに編み出した?、 勉強計画の立て方について解説します。

受験生なら勉強計画を立てるでしょうが、 その多くが「絵に描いた餅」になっていませんか? 同じ立てるなら勉強が捗る計画を立てましょうというのが本記事の主旨。

これはあくまで私の事例なので、各自が実行しやすいようにアレンジしてください。 計画はあくまで計画で、重要なのは実行することですから。

※余談だが、受験生だけでなく企業でも(主に経営企画室が)経営計画を立てる。 こちらは大抵が銀行や株主向けのリップサービスだったり、ただの皮算用だったりする。

長期計画を立てるのはやめなさい

勉強の計画をどういう風に立てるかですが、「明日は問題集の○ページまでやる」 と前日に決めるだけで充分だと思います。

なぜなら、長期計画とか立てたら、それだけで満足して勉強しないから。 中学・高校時代の私がそうでした。

1ヶ月とか1週間の計画を立て、計画を立てた日はテンションが上がって 「よ〜し、やるぞぉ!」という気分になるのですが...

気分になるだけで、そのまま何もせず、 「実際にやるのは明日から」ということにして、エ口本読んで寝ていました。

もちろん次の日も何もせず、計画がズルズルと先延ばしになるばかりでした。 それが重なり、計画通りに行かないのでやる気など出るはずもなく、 最後は計画を書いた紙がゴミ箱行きになる、という有様でした。

なので、どうなるか分らない1週間先、1ヶ月先の計画など立てずに、 今日の勉強を終えた後に、明日の勉強の計画を立てましょう。

②「○時間勉強する」という計画はやめなさい

計画を立てる時に重要なことがもう一つあります。

それは、 「何時間勉強する」ではなく、「何ページ勉強する」 で計画を立てることです。

なぜかといいますと、 「○時間勉強する」なんていう計画は、我慢大会に等しいからです。

「今日は○時間勉強するぞ!」なんて言っている人は、 勉強を「苦痛の時間」としか考えていません。

苦痛で苦痛でたまらない勉強時間が過ぎ去ることを、 勉強している最中ず〜っと考え、勉強時間が終わることを待ち望んでいるのです。

その人が「勉強=苦痛」という価値観を持っているのです。

でなければ、「今日は○時間勉強する」なんて馬鹿みたいな発想は出てきません。 そんな価値観で勉強したことが身に付くわけないでしょう。

「ながら勉強しよう」に書いた通りの勉強でいいんです勉強なんて。

その代わり、前日に自分が決めたことは 何が何でもやり通す、という気持ちは持ち続けてください。 やり通したことで、自然と自信も付いてくるし、勉強をしたいという気持ちも加速していきます。 その積み重ねが、あなたを目標達成へと導くのです。

計画通りにいかなかったとき

と、ずいぶん偉そうなことを書きましたが、 私は東大受験の時ですら、計画通りにいった日は60%程度でした。

焦って無理のある計画(1日で問題集1冊など)を立てていたのが一番の原因だと、 今は思います。 途中から嫌になって、酒を飲んだりした時もありました。

ですが、必ず翌日の計画を立て、 何としてでもやり通そうともがき続けていました。 計画通りにいかなくても、腐ったりせずに、 性懲りもなく翌日の計画を立て続けましょう。

計画なんて狂って当たり前ですし、狂いまくったところで最悪死ぬだけ、 というくらいの気持ちで勉強しましょう。

私なんて人生が狂いまくって6年くらい無駄な人生を過ごしましたが 今でも何とか生きています。

自分で決めた独りよがりな計画が狂ったくらいで落ち込む必要なんてないし、 目標達成を目指している皆さんには落ち込むヒマなんて無いはずです。

勉強量の調整

というわけで、正しい勉強計画の立て方は 「明日、問題集or参考書を、○ページまでやる」 というものになります。

それで、勉強する量なのですが、 初めてやる時は多めに、気分が乗らない時は少なめにで良いと思います。

初めてやる時はやる気も上昇していますし、 「どうせ一度やっただけじゃ分んないし、分ったら儲けモノ」 という気分があるので、分らなくてもすぐに解答読んだり読み飛ばしたりして、 結構なところまで進むことができます。

これに対して、気分が乗らない時は何をするにも面倒になっています。 少しでも自信を取り戻すために、通常の勉強量の4分の3から半分くらいの 緩めの計画を立てれば良いと思います。 緩めの計画を達成したら、その後は遊ぶなり寝るなりすれば良いです。

「もう少しやってみるか」という気分が沸きあがって、 1ページ、2ページと余分に勉強するようになるまで 緩めの計画を立て続ければよいのです。

勉強量の調整加減は1人1人で異なると思うので、 実際に勉強しながら、どの程度調整していくかを身に付けていってください。

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