ニートから1年で東大合格した私の勉強法 秋9月10月編

前回の記事:東大合格の為の勉強法 夏編

今回は秋、9月10月の勉強について書きます。

なお当記事にも、追記として何年か後に書いた記事があるので、興味ある人は見て下さい。

9月10月勉強が止まらない状態

当記事や追記にも書いておりますが、 9月10月は勉強をやってきた人とサボってきた人間が二極化していく時期なので、 勉強を続けてきた人は落ちていく人間を反面教師に勉強し続けましょう。

やったか、やらなかったか

4月から始まった受験勉強も、折り返し地点を過ぎました。 9月からは、4〜8月でやってきて蓄えた力を爆発させ、 一気に加速していく時期です。

4、5月に勉強方法や効率など考えず、ただひたすらに がむしゃらにやり続け、6〜8月で誘惑に飲まれそうになりながらも やり続けた人は、合格ラインを突破できるだけの加速を得られるでしょう。

逆に、勉強方法などを語る資格すら無い程の実力なのに、 やれ「この勉強法は〜」とか、やれ「この問題集は〜」とか、 やれ「効率的な勉強は〜」などと、能書きばかりたれて一端の受験評論家を気取り ロクに勉強してこなかった人間は、年明けのセンター試験で、 東大すら受けられない無様な姿を晒すことになります。

勉強法や問題集について語ったり、参考書や問題集を購入しただけで 「勉強をやったつもり」になっていたツケがまわってくるのです。

内心焦る、しかし勉強の習慣が付いていないから、 問題集の1つもマトモに仕上げることができない… どうしていいか分からず、 結果ネットや漫画やゲームの世界に逃げ込み、現実逃避…

4月からコツコツやってきた人間との差は開くばかりで、 できることといえば、 結果が表れはじめて自信をつけてきた人たちを 「なんでアイツばっかり…不公平だ!」 と妬むことくらい。

勉強しなきゃ、でも習慣がついてないからできない、 やり方がわからない、何から始めていいか分からない、 どうやったらいいか分からない、なんで4月から始めなかったんだろう…

八方塞がりになりながらも言い訳と現実逃避で日々を過ごし、 「大丈夫、俺はできる」と根拠の無い自信でセンターに挑み…

センター試験で遂に現実とご対面し、志望校への道は断たれるのです。

もはや言い逃れはできません! 周囲に対しても、そして自分自身に対しても。

コメディそのものですが、本人にはトラジディなのです。 そこがまた笑えます。

まぁ、これだけ書いても、やらない人間はとことんやらないし、 失敗しても自分の否を認めずに、周囲の所為ばかりにして、 悲劇のヒーロー、ヒロイン気取りで残りの人生を生きていくのです。 受験勉強に限らず、今後の人生、全てにおいてです。

何でこれだけやらない人間の行動様式や心理についてよく知っているかというと、 もちろん!かつての私がそうだったからです。

上記通りの現役生活を過ごし、センター試験(今の共通テスト)で爆死、 同志社立命関西全滅、地元の国立大前期入試では現実逃避の居眠り、 後期のS賀大では試験30分で逃げ出してゲーセンに入り浸る…

そんなだった私も、東大合格目指して実際に勉強している最中は、 「効果的な勉強法」とか「効率的な勉強法」などの 「小手先のテクニック」については殆ど考えず、 「やれば合格する」を肝に銘じ、ひたすら勉強していました。

結果、どうしようもない状態から東大に合格したのです。 それは置いといて、以下は8月までやってきた人の為に書きます。

リズムを保って

9月にもなると、自分なりの勉強のやり方や勉強のリズムが 意識しようがしまいが、身に付いていると思います。

私の様にZ会の東大コースを始めるもよし、 基礎を復習するもよし、自分のやりたいことをやれば良いと思います。 基礎的な問題集の復習などは、9月だと4〜5度目の復習になるので、 1日で問題集1、2冊を復習できるでしょう。

加速できる人はいくらでも加速すれば良いのですが、 秋は段々気温が下がっていき、景色も変わってきて、 体調を崩したりメランコリーになる季節です。

自分のリズムを保ち、もしリズムが崩れそうだと感じたら、 すぐに自分が今までやってきた基本の復習に戻ったり、 自分が東大合格を目指して勉強を始めたことを思い出しましょう。

私の場合、秋になると寂しさは感じてくるし、 試験が近づいて不安になってくるしで、勉強している最中に 「ああ、何やってんだろ俺」みたいになっていましたが、 Z会の「東大合格体験記」を読んだり、東大の写真を眺めたりして モチベーションを上げ、リズムを崩さないようにしていました。

関東圏の人は「1日だけ」休みをとって、 実際に東大行ったりするのもいいかもしれません。

実際に行って写真を撮りまくり、その映像を眺めて受験本番までのモチベーションを 保つのも良いと思うのですが、やらなければ落ちます。

秋が深まってくる頃には、全受験生の75%以上は妥協したり諦めたりで、勝手に自滅してくれています。

それに対して気を許さず、また問題を解く際は正否に一喜一憂せず、 ひたすら「東大合格」を目指して今まで以上に勉強しましょう。

9月10月まとめ

東大合格の為の勉強法 冬編に続く。

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