東大合格の為の勉強 冬11月12月

前回の記事:東大合格の為の勉強法 秋編

今回は冬、11月12月の勉強についてです。 当記事にも追記として何年か後に書いた記事があるので、興味ある人は見て下さい。

11月12月:無理だと思っていた問題が解けるようになる時期

ここまでくれば、あとはひたすら復習で、 新しくやるといえば、共通テストの模試と過去問だけで良いと思いますが、 自分が信じるやり方でやるのが一番でしょう。

自分で身に付けた自分なりの勉強法

この時期まで勉強を続けてきた皆様、おめでとうございます。

4月から勉強し続けてきた皆様には、 自分なりの勉強法が身に付いていると思います。

受験勉強時代に苦労して身に付けた勉強法は、 今後あなたが生きていく中で、死ぬまで、大いに役立つことでしょう。

志望校合格も大事ですが、この勉強法を身に付けることこそが、 あなたが何度も挫折しそうになりながらも受験勉強を続けてきた もう一つの目的だったのです。

私も東大受験を通して、自分なりの勉強法を見つけました。

是非ともあなたも、自分なりの勉強法を見つけてください。 合格後に「ああそういえば、こんな勉強のやり方してたなあ」で 充分ですので、合格後に一度振りかえってみてください。

ゴールはもうすぐですが、気を抜かないように勉強を続けましょう。

学力を東大レベルまで昇華させる

11月12月は、一気に東大レベルまで引き上げる時期です。 Z会の東大コースなど、東大レベルの問題をやっていても、 分かる問題がちらほら出てくるようになります。

更に嬉しいことに、この時期には、今までやり続けた人へのプレゼントか、 「今まで分からなかったところが急に分かるようになる」現象が起きます。

私が散々苦労していた世界史が急に分かるようになったのも、 12月中旬にシコシコ勉強やっていた時でした。

本当に急に分かるようになります。 これぞ勉強をやり続けた人だけの特権です。

急に分かるようになった時は素直な気持ちで 「うおーー!オレってすげーー!」と、 馬鹿みたいですが、大げさに喜びましょう。

そして調子に乗って、更に勉強を加速させ、 一気に東大レベルまで持っていきましょう。

基礎の再々々々…復習

東大レベルの問題を解くのと同時に、今までの基礎に漏れはないか、 もう一度確認しておきましょう。

特に、文法や単語、年代や各国の都市等の、「基礎の基礎」の復讐は、 センター試験でも2次試験でも重要なのです。

4月にウンウン苦しんでやっていた殆どの問題集は、 今では1日で復習できるようになっているはずなので、 この時期はZ会などの東大レベルの問題を除き、 新しい問題集には手を出さず、復習に力を入れましょう。

どうしても新しいものをやりたいなら、1日で終えられるような 薄い問題集をやるべきですが、この時期から新しい問題集なんて 始めたら、東大入試本番を焦りと不安のまま迎えてしまうことに なるでしょう。

とにかく、今までやってきたことの総復習を行ってください。

共通テストはどうする

この時期一番期気になってくるのは、1月に控えた共通テストでしょう。

しかし安心してください。 あなたは4月から真剣に勉強をしてきたのです。 最早、共通テストなどあなたの敵ではありません。恐るに足らずです。 (私が言っても説得力ありませんが)

共通テスト重視の志望校ならともかく、東大のように比率の軽い大学なら、 もう消化試合みたいな感じで受けても良いと思います。 いや、あまりナメた感じで受けると、私みたいになりますが…

自分なりの方法でやれば良いと思います。 早い段階から始めてもいいし、私のように、年が明けてから 始めても最低限足切りには遭わないでしょう。

とにかくここまで来たのだから、自分のやってきたことを信じ、 自分で身に付けた勉強法を信じ、そして何より自分自身を信じて対峙してください。 きちんとやってきた人ならば、必ず満足のいく結果となるはずです。

11月12月の勉強まとめ

以上で、春夏秋冬を通じた勉強の記事は終わります。 センター直前以降の私の挙動は、「受験直前、受験前日の過ごし方」を 参照してください。

皆様が自分なりの勉強法を見つけ出し、良い結果が得られることを願っております。

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