学歴と就職と仕事の関係

仕事についての記事を色々書いてまいりましたが、 世間でよく話題になり荒れるネタ「学歴と就職と仕事」について、 このサイトであまり言及していないことに気付き、 私なりの意見をちょっと書いてみます。

https://president.jp/articles/-/3290

今回参考にするのはPRESIDENT Onlineの記事 「人事と世間の本音『一流校、二流校、三流校』の分岐点は?」 であります。

本記事と並べて読んでいただければ、面白いかもしれません。

Q大が入ってないやん!

プレジデントの記事でまず出てくるのは、 某商社(どこだよ)の採用担当者による大学格付け。

あれっ?ちょっと待って!

Q大が入ってないやん! どうしてくれんのこれ。あんたんとこ作ってないの?

食べた!?Q大食べたのこの中の中で!?

文科省に連絡させてもらうね(震え声) Q大に行きたかったから受験したの!

なんていう意味不明なネタは置いといて、この採用担当者の出身校は、 早稲田慶応か阪大か成蹊のどれかだということが分かります。

次ページの表においてもQ大は不当な評価を受けており、 いくら振られたとはいえ、昔好きだった人を貶められているようで 何ともいえない気分になってしまいました。 (そういえば東工大も入ってません)

デスクワークの質≒学歴の質

Q大のことはともかく、記事には 「一流大学卒は皆高品質で、三流以下卒の質はバラつきが多い」 「偏差値による大学の二極化は明確で、 企業は頂点の東大に近い人材を求める」 ということが書いてあります。

会社でおこなう仕事、特になぜか就活者に大人気のデスクワークなんて、 やり方は学校の勉強と同じだから、学歴が高い方が有利なのは当然だと デスクワークばかりしている私は思います。

※例えば経理だと、新しい会計基準の学習とか税理士法人、監査法人との打合せ等。 特に監査法人なんて高学歴の集まりなので、こっちも東大でないと話が合わない。

現代日本の社会で一番偉いのはお金を持っている人で、 お金を更に増やすには頭脳を結集させる必要があるわけで、 お金持ちに雇われ好かれる頭脳は学校の勉強を通して鍛えられる、 というような原理原則が崩れない限り、 「良い学歴⇒良い企業(上場企業)」という構造は崩れないでしょう。

「良い学歴⇒良い企業(上場企業)」が幸せかどうかは別ですが。 (ちなみに私は幸せを見出せませんでした)

二流大学の雰囲気は暗いか

私が一番気になった箇所は、 「良い会社に入れる可能性が低い大学に入った学生は、 急速に勉強する意欲を失っていく」 「一流大学の雰囲気は明るく二流大学の雰囲気は暗い」 というところ。

この記事でいうところの「二流大学」が、 駅弁大学のような「中途半端に頭の良い大学」という意味合いならば、 その通りかもしれないと思うのですが、 「一流大学以外の大学」つまり「Fランや底辺大全てを含む」 という意味なら、それは違うと思います。

私が大学3年の時、教授同士が知り合いだということで、 いわゆる「Fラン大学」と呼ばれる大学の方々と 合同ゼミをやったことがあります。

彼らの発表内容は、とても拝聴に耐えられるものでなく、 しかも発表の仕方も、吉本新喜劇のローテーショントークの如く、 1段落ごとに順番に発表するという有様でした。 しかも、棒立ちで原稿ガン見のまま。

そして発表を終えると「どうだ凄いだろう」とでも言うかのように、 「ドヤ顔」でこちらを見てくるではありませんか。

他にも色々ひどい、悲しいことがあったのですが、 彼等の「天真爛漫な」言動を目の当たりにした私は、 「Fランの学生ってのは、何も考えていないみたいで幸せそうだなぁ」 と真剣に感心した覚えがあります。

こういった体験から「Fランの学生=陽気」という等式が 私の中では確立してしまったし、そういった大学へ実際に行ってみると、 やっぱり皆さん幸せそうでした。

暗いといえばむしろ東大の方が、理系文系や体育系文化系関係なく、 常時考え過ぎでメランコリーな人が多いので、 暗い雰囲気だといえるのではないでしょうか。

人をナメているのかと感じる方がいるかもしれませんが、 陽気に暮らした方が人生も陽気になると私自身が実感できたので、 幸せに生きるためには恨まず憎まず考えすぎず、 明るく生きるのが一番だと思います。

私なりの学歴観や、実際の職場で思うことは後編で。

学歴と就職の関係に続く。

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