大学3年時より、学校が駒場から本郷に移り、 上北沢→新宿→本郷三丁目と、通学に片道1時間半かかっていたので、 何か通学中の暇潰しはないかと探していました。
通学中の暇潰しはゲームでも良かったのですが、 東大受験を決意した時、2度とゲームをやらないと決意したので、 本でも読もうということになったのです。 (まぁ今は少しやってるけど。「2度と」「絶対」なんて当てにならんね)
ブックオフをブラブラしていると 資格試験のコーナーがあり、 「佐藤のらくらく宅建塾」という本を見つけました。
パラパラめくってみると、 「これはいい暇潰しになりそうだ」 ということで古本を購入し、宅建の勉強を始めました。
宅建が何なのか、よく分かっていない状態のまま勉強を開始したのです。
この2冊だけです。 六法とかは全く必要ありませんでした。
佐藤の宅建と問題集だけやっておけば、受かるのではないか、 というのが私の感想なのですが…
よくよく考えてみると、宅建を受験した時、私は東大3年生(3回生ともいう)でした。
酒で頭がおかしくなっていたものの、受験から2年までの3年間の勉強で、 意識するしないにかかわらず、基礎的な勉強をある程度修得していたので、 3ヶ月程度の勉強で済んだのかもしれません。
勉強の基礎、つまり基礎的な勉強の修得ができておらず、 何をやっていいか分からないという人は、 通信教育をやったり、予備校に通った方が良いと思います。
通学電車の中で佐藤の宅建を読む。 もちろん右手には鉛筆を持ち、気付いたことや要点を書く。 立っていても座っていても読む。
大学では退屈な授業の時に机の上に広げて読む。 帰宅したら酒を飲みながら問題集で過去問を解く。
この繰り返しでした。
簡単に言うと、「佐藤の宅建→問題集→佐藤の宅建」というパターンでした。
佐藤の宅建がいくら良い参考書だからといって、 実際に問題解いてみないと、理解できているかどうか分かりません。
私は佐藤の宅建で覚えたことを、実際に問題を解くことで 身に付けるようにしていました。
佐藤の宅建が「理論」、問題を解くのが「実践」 ということです。
民法の勉強が特に楽しかったです。
佐藤の宅建は、かなり丁寧に説明されているので、 法律をマジメに勉強したことのない私にも、よく分かる内容でした。
特に民法は分かりやすく、 「へ〜、民法ってこんなものなのか〜」と勉強する度に 感心していました。
実は東大1年の夏学期に、選択必修の方法論基礎で 民法の授業をとったことあるのですが、 単なる教授のオ○ニーショーだったので すぐにやる気を失い、勉強せずに試験を受けて 不可をとったことがあったのです。 (東大といえども、そんな授業が多い)
その時の授業に比べたら、佐藤の宅建は本当に分りやすい。
「ああ、教え方の上手下手は、東大教授とかの肩書きじゃ決まらないなぁ。」 と思い知らされました。
更に、後に受験した行政書士の勉強でも、 佐藤の宅建は大いに役立つことになるというオマケ付きでした。
夏休み中は自宅で勉強していたので、扇風機しかなかったのが辛かった。 あと、宅建はマークシートなので、センター試験と相性の悪かった私は トラウマを掘り起こされた感じになり、ちょっと辛かった。
上北沢から1駅新宿よりの、桜上水にある日本大学が宅建の受験会場でした。 75%位とれれば合格確実だと思っていたのですが…
勉強しすぎてしまいました。
問題がやけに簡単だった覚えがあります。 95%以上は得点できた手ごたえでした。
思えば、夏休みの間は殆ど部屋に引きこもって、 大学の夏休みレポートを全て終わらせた後、 インターネットやったり東方永夜抄やりながら (冒頭でゲームは二度とやらないって書いたじゃないか!)宅建の勉強をしていました。
宅建の勉強と同時に、ファイナンシャルプランナーの勉強もしてました。
外出したといえば、近所に新しくオープンしたスーパーバリューに 酒とおかずを買いに行くくらいでした。
外にも出ず、一体何をやってたんでしょうか私は。
というわけで、宅建の勉強について大雑把に述べてきたわけですが、 大雑把すぎてあまり参考にならない気がします。
自分で書いていて「こりゃあ参考になるのかなぁ?」と思いました。
結論はというと、
「佐藤の宅建」を使用し、過去問を何度も繰り返し解けば合格できる
ということです。
勉強のやり方については、大学受験コーナーの各記事を参照にしてください。
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