ストレスを味方につける方法について

以前、当コーナーで『スタンフォードの自分を変える教室』という本について、 ちょっとした解説記事を書きました。

今回は、この本に関係することで、

なおかつ、結構重要であるにもかかわらず、 私が今の今まで書くのを忘れていたことについて 少々書いてまいります。

そう思えばその通りになる

今更な内容なので、ご存知の方も多いかと思うのですが、 youtubeとかの動画サイトに『How to make stress your friend.』 というタイトルの講演動画があります。

この講演者こそが、以前当サイトでも紹介した『スタンフォードの自分を変える教室』の 著者であるケリー・マクゴニガル氏で、 かなり聞き取りやすい英語を話されるので専門用語以外は分かりやすかったし、 英語が分からない人にも字幕付きの動画があるので、是非とも見ていただきたい。

講演の内容を大雑把にまとめると、まず

ということであり、さらには

こんなことを説明しておられます。

我々が信じていた「ストレスは身体に悪い」「ストレス解消せにゃ」という思い込みは、 一体なんだったのという話になり、

私なぞは

「鶏を食べると死ぬ」という部族の掟を堅く信じていたアボリジニの若者が、 友人宅でそれと知らずに鶏を食べ、 数ヶ月後にその友人から「お前が食べたのは鶏肉だったんだぜ」とバラされた途端、 スズメバチに刺されたゆうさくの如く震えだしてそのまま死んでしまった、

という話を思い出してしまいました。

何ということでしょうか。

これらの話はまさに、マルコ福音書11章23節の

はっきり言っておく。だれでもこの山に向かい「立ち上がって海に飛び込め」と言い、 少しも疑わず、自分の言う通りになると信じるならば、その通りになる。

が発現したものではないでしょうか。

「すでにそうであるもの」に抵抗しない

以上、「ストレスは身体に良いと思えば、ストレスは最早害ではなくなる」 「鶏肉を食べると死ぬと思えば、実際に食べたら死んじゃう」 というお話でした。

そういうことなので、 「今から『ストレスは身体に良い』と思いましょう」と言いたくなるのですが、 いきなりそんなこと言われても、急には変われない人が大多数でしょう。

そこで私は、もう少し踏み込んだ具体策である 「『すでにそうであるもの』に対して抵抗しない」を提唱したい。

これにより、ストレス、ひいては人生における状況を「味方につける」とまではいかなくても、 せめて「敵に回さない」くらいにはなります。

こんなもの私のオリジナルでも何でもなく、 悟り系の本を読めば大抵書いてあることなのですが、 簡単に説明すると

とういう感じのものです。 (ただ、鶏肉のケースのような「即死系」については効果ないかも)

「こんなものが一体何の役に立つんだ」 と思われる人が多数かもしれませんが、

効果については言葉で説明できるものではなく、 実際にやってもらわないと分からりません。 (ただし、こんなこと実践するのに金も手間もかからない)

以上、仕事の話と全く関係なかったけど、 以前書いた記事がこちらにあったので仕方ないね。

本当はもっと書くことあるけど、それは別のコーナーにて。

今回はここまで。

生きる上で大変ためになる記事一例

引き寄せに関する大変素晴らしい記事一例

...