前回の記事:資格は役に立つのか 私の経験
前回は自分の所有する資格に対する所感を書きましたが、 今回は就職活動、転職活動と資格について、これまた所感を 書いてまいります。
面接の記事にも書いた覚えがありますが、 就職活動、転職活動の際に有利な資格は、果たしてあるのでしょうか。
結論から申し上げると 「就職活動や転職活動に有利な資格など無い」が正しいのですが、 理由は以下の通り。
これさえあれば絶対有利!という資格は無いのですが、 就職に有利、転職に有利というレベルではなく、 「無いと話にならない」という資格は、多々存在します。
例えば、地方で働くなら自動車免許、経理なら簿記2級程度、 会計事務所で働くなら会計士合格等です。
※一番極端なのは医師免許ではないでしょうか。 偽造したら手が後ろに回ります。
逆に、ユー○ャンなどで紹介されている資格の殆どは、 「持っていても話にならない資格」といえるのではないでしょうか。
なので、就職や転職に有利な資格と考えるのではなく、
と考えた方が現実に沿っていると私は思います。
それでは、ハッタリかましてめでたく入社が決まった後、 実際に働き始めてから有利となる資格はあるのでしょうか。
これは前回申し上げたように、簿記3級程度を持っていると 「数字のことが分かるデキる人」という印象を周囲に与えるくらいはできるでしょう。
それに加えて、B/SやP/Lの数字から会社の状態を読んだりする 分析力みたいなのを身に付ければ充分です。
これは「財務諸表の読み方」みたいな本が沢山売られているので、 気に入ったのを読めばOKだと思います。
加えて、 余裕のある人は民法とか労基法くらい勉強しておけば良いのではないでしょうか。
資格をとるなら、行政書士や社労士ということになりますが、 別にとらなくても、さわりだけでも勉強すればよいと思います。
これらは事務仕事や営業といったホワイトカラーに限らず、 現場の方々にも当てはまることなので、自分の仕事に関する技術を 向上させたうえで、まだ余力があるならチャレンジしてください、 と言いたいところですが、自分が興味のある資格が一番でしょうから、 色々調べて、自分で決めてください。
ただし、しつこいようですが、役に立たない資格はとことん役に立たないし、 会社の中で一番必要なのは、資格云々ではなく、 経営者や上司や同僚といった面々から好かれる能力になるのですが…
まぁ知識を蓄えて仕事の能力を上げれば、自然と好かれるようになるので、 その辺はバランスを考えてやっていってください。
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