第8章:意志力は伝染る

前回の記事:第7章:「理想の自分」など存在しない

今回は第8章で、「意志力は伝染る」という内容。

少し考えてみれば分かることですが、 私たちは生まれてこの方ずっと他人の影響を受け続けてきたので、 「自分の価値観や考え」と思っているものも、 ただの他人の価値観や考えのコピーだったりします。

むしろ、他人の考えに感染云々よりも重要なのは、 そういう他人の考えの寄せ集めを醸成させ、 自分なりの考え方や生きる指針を創り上げることなのですが、 そのような高尚なことは本書には書かれていないし、話せば長くなるのでやめます。

伝染るんです。

この8章、話すネタが少ないためか、 同じ内容の繰り返しとなっております。

自分の心の中には、今まで話してきた通り、「けものの自分」「人間の自分」「将来の自分」等、 色々な自分がいるのですが、この他に「自分と関わり合いのある他人」がいるとのこと。

あと人間は「皆と同じでいたい>>>>正しいことをしたい」という傾向があり、 これは日本人に限らずアメリカ人でも同様で、 アメリカ人は砂糖を年50kg消費するというニュースが流れたら自分もそうする、 そして肥満が大量生産なんてことが、P.290に書かれております。

他には、

なんてことがダラダラと書かれており、

自分の感染源は何?誰からうつされて、誰に感染させた?自分が誰の行動の真似をしているか、 観察してみましょうと繰り返されています。

集団嫌いにはピンとこない

次に、誘惑に負ける、嫌な気分になる等、悪い感染を防ぐための方法として、

というようなことが書かれているのですが、 集団行動が嫌いで「俺は俺だから」という態度の私にはあまりピンときませんでした。

私としてはそんな予防策よりも、

というプロセスだけで充分だと思うし、 普段無意識と化している自分の価値観やパターン気付くことができれば、 大抵の変えたいことは変えられます。

あと付け加えるならば、『思い込みを捨てろ人生は必ず変わる』という絶版本に書かれているように、 「今の自分がエゴに囚われていない完全無欠の状態ならば、一体何を考え何を感じ、何をするだろう」とやればよいと思います。

以上、書くことが少ないため簡素な記事となりました。次は問題の9章。

第9章:コントロールを手放すに続く。

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