The Power of Now

6章

解説まとめ『The Power of Now』その12 6章 The Inner Body

前回の記事

前回は、「全てが揃った『源』を意識しましょう。 それこそが、私達がずっと帰りたいと願い続けていた家であります」 というようなことを書きました。 (ただし、言葉での表現が違うだけで、 やり方は本書のインナーボディを感じたり呼吸を観察したりするのと大体同じ)

今回は6章で、インナーボディについて書かれております。

本章の2節Look beyond the Wordsについてですが、 一口に「罪」といっても、原文ではsinとguiltの2種類について記載されていて 文章自体も結構長いのですが、日本語版ではなぜか端折られています。

この点について「おのれー鎖マン」と思えなくもないのですが、 当節の要点は「言葉にこだわらないように」「自分に合う言葉に言い換えよう」 なので、私的には日本語版の端折り具合も特に問題ありません。 (それよりも「ええっ!?水?それっていったいなーに?」とかいう珍妙な訳の方がよろしくない)

あと、『Oneness With All Life』の9章サブタイも「The Inner Body」であり、 同じインナーボディなら本書よりもOneness9章の方が簡潔で分かりやすいかも、 というのが個人的な感想。

インナーボディとは

それは置いといて、まずはインナーボディとは何かという話ですが、 簡単にいうと

  • 「私というもの」「私という形」を生きている生命、Being、エネルギー。
  • 「今」やUnmanifested(発現していない、形の無い領域)への入口。
  • 思考で理解出来ないもの。思考で理解しようとすると矮小化されるもの。

こんな感じで、インナーボディを感じるというのは、 ”You don't live your life, but life lives you.”の ”life”を感じることと同義であります。

ただ、私達の身体には既にインナーボディが存在しているのですが、 意識を全て思考に乗っ取られた「思考の奴隷状態」だと、 その躍動する「生命」なんて一つも感じられず、

「思考=私だ!」 「私は源、全体から分離したちっぽけで無価値な存在だ。 このちっぽけで無価値で風前の灯な私を、私以外の敵から守るために、 正当化、防御、攻撃せにゃならん」 と強迫的に信じて、日々を生きているのが実情です。

だからといって「『思考=自分』ではない!」「この身体という形は本当の私じゃない!」 などとムリヤリ思い込もうとしてもおかしくなるだけなので、

We have to enter the body to go beyond it and find out that we are not that.

とあるように、インナーボディを感じることにより、 思考や身体から形を超えて存在している生命へと意識を移行させ、 「思考=自分」という同一化を崩そうというわけであります。

感じ方とその効果

では、そのインナーボディの感じ方についてですが、 本章にあるように、

  • Direct your attention into the body. Feel it from within. Is it alive?
  • Is there life in your hands, arms, legs, and feet - in your abdomen, your chest?
  • Can you feel the subtle energy field that pervades the entire body and gives vibrant life to every organ and every cell?
  • Can you feel it simultaneously in all parts of the body as a single field of energy?
  • Keep focusing on the feeling of your inner body for a few moments.
  • Do not start to think about it. Feel it.

数分間、身体に息づいて活動している生命に注意を向け、それを内側から感じる、 身体の各部所や身体全体の生命について、考えるのでなくただ感じれば良いわけです。 (これについては読んで理解するというより、実践していくしかないと思う)

また、目を閉じても開いたままでもOKだし、 何かをやりながらインナーボディを感じるでもおkだし、 「重要なのは長さよりも頻度」だというのも、本章にある通り。

で、こういう風にインナーボディを感じていると、 何か効果があるのかという話ですが、

最初から「治らなかった○○が治りました!」「効果ありました!!」なんて書いてあると、 たちまちエゴが大喜びして本末転倒になるので、本章10節に

”Is there any scientific evidence for this?””Try it out and you will be the evidence.”

という問答があるように、 まずは「私自身が証拠となる」という心構えで、 日常生活においてただ感じていれば良いです。

これは6章だけでなく、本書全体、 ひいてはニューアース等にも当てはまることです。

以上、本章の解説は何か基本的かつアッサリとしたものになったけど、 今回はここまで。

次回は日本語訳のおかしな7章となります。

次回に続く>>

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