前回の記事:解説ニューアース2013その4 前編
何度も何度も気付きを重ねていくと、 「在る」状態で行動できるようになります。
「在る」状態で行動できるようになると、自分の行なっていること、 例えそれが鼻をかむようなちょっとした行動でも、 自分のしていることと一つになる、 自分の行動に意識が注げるようになります。
これは9章の問答の中にも出てくるのですが、 「意識を伴った行動」こそが成功と定義されるものであり、 エイブラハムが述べている 「辛い旅路にハッピーエンドはありえない」「手段=目的」 というやつです。
要するに、今やっていることが楽しくなければ、 今やっていることに何らかのエキサイトメントがなければ、 楽しい結果や成果は得られないということです。
P.124からは内容が少し変わります。 ネガティブはあなたにとって、百害あって一利無しなのに、 人は何でネガティブになるか、ということです。
それは、あなたの中にネガティブな状態を望む何ものかが存在し、 ネガティブな状態に喜びを感じたり、欲しいものが手に入ると 信じているからです。
そして、今まで通りに、無意識にネガティブになるのではなく、 ネガティブな状態を望む何か(エゴ)、 ネガティブな状態になれば望みが叶うと信じている何か(エゴ) が存在していることに気付けば、その何か(エゴ)は縮んでいくのです。
それは「〜ができたら」とか「明日からやろう」というものではなく 「今、この瞬間」始めるのです!! たった今から、自分の内面の状態に責任を持ちましょう。 これがいわゆる「努力」というやつです。
特に、P.127に載っている、以下の思考パターンは、 メモや紙切れに書き写して持ち歩きましょう。
そして、こういうパターンを考えていたら、すぐ気付くようにしましょう。 引き寄せとかが上手くいかないのは、このようなパターンが あなたの奥底にベッタリ貼りついているからです。
まぁこんな感じで、自分自身のネガティブ性と対峙していけば 段々とネガティブの素であるエゴが縮んでいくのですが、 「ネガティブになんてなってはいけない!」 「私は苦しむべきでない!」 なんて考えると、ますます苦しむことになります。
何とも皮肉な話ですが、エゴによって偽の自分をつくりあげ、 苦しんで苦しんで苦しみ抜けば、 「もう苦しみは充分だ!」となり、そこから変化が始まります。 (私なんてエゴが強くて東大行って、散々苦しんだからよく実感できる)
苦しみの少ない人(特に若い人)は、苦しむことを恐れずに、 「もう充分」となるまで、ジャンジャン苦しみましょう。
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