この記事も初期に書いた記事の焼き直しですが、 前に書いたときよりさらにぶっちゃけて書いてしまいます。 というか、このネタ書くの正味3回目やで。
今回は、私がニート時代にロレックスを買ったお話。
「何!?お前はニートのクセにロレックスなんて買ったのか!?」 と思われるかもしれませんが、大阪は日本橋の露天で12000円で買ったのであります。
ではなぜそんなものを買ってしまったのか、 前に書いた通り、ニート時代の私は半ば自暴自棄になっており、 酒を飲んだりアメ村の大麻堂で変なハーブを買ってむせたりしておりました。
そのうち何故か「ロレックスが欲しい。ロレックスを手に入れればこの惨めな人生が変わるに違いない!」 と思い始め、どうしてもロレックスが欲しくなったのですが、 中古でも何十万円して高いではありませんか。
どうしようと思っていたところ、 目についたのが2001年当時大阪の街によくいたユダヤ人(多分)の露天。
そこではロレックスやブルガリといった時計、 エルメスやヴィトンのバッグといったブランド物が、 何故か知らないけど「激安価格」で売られていたのです。 一体どういうことなのでしょうか。
これなら買える!と思った私は、 一番目を引いた「文字盤がピンク色のエクスプローラ1」 を買うことにしたのでした。
最初は「15000円」とユダヤ人の兄ちゃんが言いましたが、交渉の末12000円になり、 ご丁寧にベルト調整までしてもらい、 晴れては私は「ロレックスオーナー」となったのでありました。
その「激安」エクスプローラ1ですが、ちゃんとダブルロックだし、ねじ込み式リュウズだしで そこそこ丁寧に作られていた代物でした。狂いも1日30秒程度とセイコー5並の精度でした。 (おそらく中身はセイコー5だったのだろう)
傍目から見たら正規品かどうか分からないので (ピンク文字盤のエクスプローラ1なんて無いのだが)、 何か自分が大きくなった気がして、もう嬉しくって感動で、 スーパーやコンビニで支払いしたりお釣りをもらう時は、わざと左手を出して見せつけておりました。
そんなこんなで当初は非常に満足していたのですが、 段々虚しくなっていき、ついに東大受験を決意したとき、
「こんなものがあるからいけないんだ!!」 と床に叩きつけて捨ててしまいました (以前「壊れた」とか書いてたけど嘘です。壊れたりしないなんて流石ロレックスだぜ)。
今となっては捨てずに記念にとっておけば良かったとも思いますが、 縁起がよろしくないことこの上ない代物なので、 大事にとっておいたら東大に落ちてたかもしれません。
もしかすると、あのピンク文字盤のエクスプローラ1は、 流し雛の如く私の厄を引き受けてくれたのかもしれないなぁと思ってしまいましたとさ。
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