生まれて初めて聞いたCDに集録されていた映画について、 私が好き勝手に書いていく記事も、今回がラストでございます。
1.スターウォーズ、2.スーパーマン、3.未知との遭遇、
4.2001年宇宙の旅、5.猿の惑星、6.タワーリングインフェルノ、
7.燃えよドラゴン、8.エクソシスト、9.ジョーズ、10.ロッキー、
11.ゴッドファーザー、12.俺たちに明日はない、
13.イージーライダー、14.スティング、15.真夜中のカーボーイ、
16.明日に向かって撃て
残ったのはなぜか『ゴッドファーザー』で、 今回は本作について好き勝手書いてまいります。
いよいよ最後ですが、やっぱり苦情は一切受け付けません!
ニートになってから映画を色々借りて見るようになり、 いっぱしの映画通を気取っていた私は 「何か通好みの映画を見たい」と思うようになったのでした。
そこで見つけたのが、 1998年に発表された「アメリカ映画ランキングベスト100」というもので、 当ランキングの1位になっていたのが、件の『市民ケーン』だったのです。
「これを見れば俺も映画通に違いないし、なみいる名作を抑えて1位になったのだから、 絶対面白いに違いない!!」と喜び勇んで見たのですが…
最初に爺さんが「バラのつぼみ」とか言いながら死んで、 ラストに至るまで延々と下らない話が続き、 ラストでバラのつぼみが書かれたソリが出てきて終わるという、 「クソ映画中のクソ映画」「キングオブクソ映画」と呼べるシロモノだったのです。
まるで『シンゴジラ』『君の名は。』『スターウォーズ7』『アナと雪の女王』何でもいいですが、 そういう流行りの映画を家族で見に行って、いざ上映が始まると『死霊の盆踊り』だった、 それくらいのつまらなさ、落差加減だと思っていただければよろしい。
あるいは実写版ドラゴンボールを高い金払って映画館で見たような感じ。
退屈さに耐えてラストまで見た私は愕然とし、 悪い夢を見ているような感覚に襲われたのですが、 次第にそれが怒りに変わるではないですか。
※どれくらいの怒りだったかというと、 ゴッドファーザーの記事なのでゴッドファーザーで例えると、 ケイから「あれは流産じゃなかった」と告げられた時のマイケルくらい。
怒りにまかせてビデオテープをデッキから引っこ抜き、そのまま壁に叩きつけようとしたのですが、 弁償代が怖いのでやめました。
こんなわけで、私の映画通気取りはクソミソな結果に終わったのでした☆
追記:市民ケーンをもう一度見たので感想記事を書きました。 →『市民ケーン』を久々に見た感想
出演:マーロン・ブランド、アル・パチーノ、ジェームズ・カーン、ロバート・デュバル、タリア・シャイア
純真な心を打ち砕かれ人間不信になった私は、 「もう二度と映画なんか見るもんか!」としばらく拗ねておりました。
しかしやっぱりヒマなので映画を見ることにし、今度は「毒を喰らわば皿まで」の精神で 「どれだけ面白くないか」を確認するために、 ランキングで3位になっていた『ゴッドファーザー』を見ることにしたのです。 (ちなみに2位はカサブランカだが、いまだに見たことない)
見ていた時の心境の変化を思い出してみると、以下の通り。
結婚式→「ほら〜やっぱりしょうもないじゃないのさ〜」
トムヘイゲンの暗躍→「だから何なんだよ」
ソロッツオとの会談〜ヴィト襲撃→「仁義なき戦いかよ。ご苦労なこった!」
マイケル病院に行く→「ん?」「なんだこの雰囲気は」
マイケルの計画〜実行→「もしかしてこれって、名作中の名作じゃない!?」
こんな感じで、どれだけつまらないか確認していたはずなのに、 マイケルがマフィアの世界に足を踏み入れるのと同期するかのように、 私も本作に引き込まれていったのです。
感激した私は、すぐに2と3も借りて視聴したのでした。 (2と3に対する感想は、ネット上にある大多数の意見とほぼ同じ)
いわゆる「反社会的勢力」を描いた作品で、監督が言うように 「男が座って会話する場面ばかり」の作品なのに、なぜこんなにも面白いのか、 名優たちの演技と良い演出があれば、 映画はこんなにも面白くなるものなのかと思い知らされた作品でした。
最後に、本作で私が好きな場面を適当に挙げて、当記事を終わりにします。
以上、全16作品について好き勝手書いてまいりましたが、 どの作品もネタバレを極力控えるように書いたので疲れたもう。
本当はもっと色々と書いていた(ジョンヴォイトと娘の確執に関する私の意見、 ジーンハックマンとロバートデュバルとダスティンホフマンが一つ屋根の下に住んでいたetc.)のですが、 本筋から逸れるのでカットいたしました。
まぁ、皆さんも自分の気に入った映画があったら、それを人生の参考や指針にされてみれば よいかと思います。
いや〜映画って本当にいいものですね。 それでは皆さん、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
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