「オフ会0人」という結果に打ちひしがれた私は、
どこか静かな場所へ行きたいと思うようになり、
思いつきで高野山へと向かったのでありました。
今回は、その高野山は奥の院で悟りを開いたお話。
奥の院で悟りを開く(大嘘)
そんなわけで、南海電鉄を乗り継いで高野山へ向かったのだ。
山の中を行く南海電鉄。標高が高くなるにつれて崖を走り、
車輪かブレーキがギーギー軋む音や車体がガタガタ揺れる音が凄くて怖かった。
極楽橋から高野山まではケーブルカー。久々に乗った。
高野山駅。街?から離れていて、ここから南海バスで山道を経て向かうことになる。
奥の院入り口。戸隠の奥社を思い出したが、あっちの方が自然が豊かだった。
奥の院参道。参道というか、墓だらけ。
高い杉と墓ばかり。
こうして草木と墓だらけの道を心静かに歩いていると、
突然、「これはな(死んだら)誰でもそうなるんや」という、天の声が聞こえてきたではありませんか!!!
「そうか、その通りだな!」と心から実感でき、またひとつ確信させていただきました。
※何かふざけているようにみえるけど、声というかそういう思考が湧いてきたのは本当やで。
丁度『火の鳥鳳凰編』で良弁の即身仏を前にして、
「生きとし生けるものは皆仏だ」と思った我王みたいなもんですな。
墓、墓、墓。これはな誰でもそうなるんや。
鬱蒼とした木々の中周りに誰もいなかったが、不思議と恐怖は感じなかった。
信長の墓。これはな誰でもそうなるんや。
ただ、豊臣一族、信玄勝頼親子、毛利&島津一族や伊達政宗など色んな武将の墓があったが、
信長の墓だけケタ違いにショボかった。左の筒井順慶の墓より小さいし。本人が見たらキレそう。
結城秀康の墓。これはな誰でもそうなるんや。
家康の次男ですらこの規模だから、信長の墓がいかにショボいか分かるだろう?
吉川一族の墓。これはな誰でもそうなるんや。
毛利の分家ですらこの規模だから、信長の墓が(以下略)。仏敵だからかな?
御廟への橋。こっから先は撮影禁止。奥に見える建物の後ろに御廟がある。
この先に「おもかる石」があり、軽いと感じたら善人、重いと感じたら悪人とのこと。
で、その撮影禁止の「おもかる石」をダンベルカールの要領で3回持ち上げたのですが、
やけに重かったであります。
ああ真言宗じゃなく浄土真宗でよかった〜。
浄土真宗は「悪人正機」やからな。親鸞上人ありがとう。
あと御廟周辺は流石に人が多くてどうかと思ったのですが、
御廟の前だけは何か空気が違うと、鈍感な私でも分かりました。
人いない
こんな感じで奥の院を満喫したのですが、それ以外はあまり見どころがなく、
というか街に人がおらず活気がなく、少し観光してバスに乗って高野山駅に戻りました。
人のいない通り。街の雰囲気は島根の津和野に似ていると思った。もしくは岐阜の高山。
中門と壇上伽藍。奥の院の印象が強すぎてあまり印象的でなかった。
金剛峯寺。境内に誰もいなかった。
貸し切りで住職の説法でも聞けば良かったかもだが、奥の院の衝撃が強すぎたのでパスした。
高野山まとめ
- これはな、誰でもそうなるんや。
- 善人でも悪人でも、金持ちでも貧乏でも王様でも乞食でも、(死んだら)誰でもそうなるんや。
- 墓がショボかろうが豪勢だろうが死んだら関係ないね。
- 奥の院がメインというのが戸隠に似てると思った。
- コロナで参拝者が激減して高野山はピンチとのこと。皆も高野山行こう。
- ただ崖を走る軋む電車が怖くて、当分は遠慮したい。
生きる上で大変ためになる記事一例
引き寄せに関する大変素晴らしい記事一例
...