前回の記事:長野編3御頭祭に参加した
今回は、桜で(そこそこ)有名な高遠について書いていきます。
高遠へ行くには、諏訪大社前宮近くの「安国寺」という交差点から、 杖突峠に入らなければなりません。
この杖突峠、けっこうカーブがきついので車の運転に慣れてない人は行くのを止めておきましょう。 ただ、茅野自動車学校の山道研修は杖突峠だったりします。
この杖突峠の途中に、諏訪大社の御神体というかご本尊?である、守屋山の登山口があります。
神長官の名前は「守矢」ですが、山の名前は「守屋」です。
※ちなみに岡谷付近には「洩矢」神社があります。
「洩矢」だから例のキャラ的な神社かと思いきや、 境内がパットゴルフ場と化しており、何ともいえない気分になります。
守屋山の登山口は複数あるのですが、 信仰心の篤い私は当初、守屋神社口から登ろうとしました。
が、道といった道が無く、落ち葉で滑りまくるので、 別の登山口から再チャレンジ。
登山道は一部を除いてそんなに険しくありません。 ジャージを持っていなかったのでジーパンで登りましたが、 股がこすれまくって、かなり痛い思いをしました…
頂上はこんな感じで、守屋神社の奥宮があります。
桜で有名な高遠城ですが、私的には紅葉の方が綺麗だと思います。
桜は京都で散々見て見飽きてましたが、紅葉はあまり見てなかった という理由からかもしれません。
高遠には「高遠そば」というものがあります。 何かというと、そばつゆが醤油ではなく、 大根の汁に味噌を入れたものです。
そばつゆが醤油になったのは江戸時代あたりからで、 それまではずっと大根の汁や味噌や塩で食べていたみたいです。 ※そもそも、そばを今のように麺にして食べるようになったのも江戸時代あたりから。 「そば切り発祥の地」が木曽の本山宿にあるが、それはまた別の記事で。
高遠の蕎麦屋や食堂にならば、どこにでもあるので、 興味のある人は食べてみてください。
ある夏の日曜日、暇だった私は高速を使わずに(高速と高遠って似てる) 気のままにドライブすることに決め、11時前に山梨を出発しました。
そのドライブは、 清里⇒富士見高原⇒諏訪⇒杖突峠⇒高遠⇒伊那⇒木曽と進み、 結局、木曽の宮ノ越宿に16時半頃到着したのですが、 その時食事をとったのが高遠の「お食事処みすゞ」でした。
メニューを見ると、ローメンとカツ丼のセットがあったのですが (この辺のカツ丼は福井と同じくソースカツ丼)、 その時はカツ丼の気分じゃなかったので、 「このカツ丼、何か別の丼になりませんか」と店の人に尋ねたところ、 なんと、うな丼に変えてくれるというではありませんか。 しかも値段はそのままで!!
お店のこういう粋な計らいは大阪以来だったので、柄にも無く感動してしまいました。 うな丼は言うまでもなく、ローメンも焼きそば風のやつで中々美味しかったです。
というわけで、高遠や伊那に行った際は、 是非とも「お食事処みすゞ食堂」で食事をとられてはいかがでしょうか。
メニューもローメン、ソースカツ丼、高遠そば(手打ち)と、 この地方の郷土料理を網羅しているので、複数人で行って 何を食べるか意見が分かれた場合でも充分対応できます。
以上、最後は宣伝みたいになりましたが、次回はお隣の伊那について書いていきます。
長野編5 伊那で昆虫食三昧に続く。
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