ケース6からケース8:解説エイブラハム青本

前回の記事:ケース3からケース5

今回はケース6からケース8まで。

ぶっちゃけると、こんな解説記事今更どこに需要があるんだ、 クッキー☆について書いた方が需要あるだろうと思ったりもしますが、 正直言うと、今でも私は「引き寄せの法則」的なものはあるとは思っております。

ただ、それは「宇宙」「源」のような、 人間の思考を超えた何らかの意識が現実になるということで、 間違っても人間の浅はかな思考や感情が現実になるということではありません。

なので、たった今から、その「宇宙」や「源」と調和というか、 頭の雑音を鎮めて静寂になれば良いのですが、 調和とかしても「自分の思い通りにはならない」というのは何度も書いてきた通り。

まぁ一つだけ明確なのは、足りない頭でもって 「良いことを考えて良い気分になれば良いことが起きるんだ!」 「良い気分になって○○を実現させるぞ!」なんてやっているうちは、 ○○が実現しないまま老いさらばえ、 失望のうちにおっ死ぬということですな。

ケース6:夫が運転中の私に口出しする、イライラする

当ケースも対人関係なので

が正解となります。

こういうことを書いていると、当ケースにある通り 「何で俺ばかり変わらなきゃいけないんだ!」と思うかもしれないけど

そう思うのは「他人が変わらないと俺は気分が良くならない」と思い込んでいる証拠だし、 それは他人に人生の幸不幸を委ねていることになるので、決して幸せにはなれないということであります。

※これは「他人」だけでなく、身体、思考、金やモノ、肩書等、外部の全てに当てはまる。 そんな変化するものに頼っていては人生おかしくなるのは当たり前で、 だからあっちのコーナーで散々「唯一の『今』に注意を向けよ」 「『語り得ぬもの』に委ねなさい」と書いてきた。

ケース7:職場が楽しくない、どうしていいか分からない

私としては「職場なんて楽しくないのが当たり前だろう、 無理に楽しくなる必要なんてない」というのが本音で、

「そもそも楽しい必要なんてあるの。本当に嫌なら辞めればいいじゃないか」 と思っているのですが、 楽しくないからといって現在の職場を辞めても、 次の職場も同じように楽しくないというのは本書にある通り。

ただ、当ケースは 「俺はマジメに働きたいのに他の怠けている奴らが足を引っ張ってくる」 なんて書かれていて、

銀本にあった「マジメに働いている妻は苦労をし、 ダラダラして働きもしない夫と離婚したら、 離婚後に夫が宝くじで数百万ドル当てた」という事例を思い出しました。

なので?、大方の人は私のように仕事なんて金の為にダラダラやっているだろうから、 「本当の自分」「源」の赴くままにダラダラしてりゃ、 金も勝手に貯まっていくのではないでしょうか。

ケース8:再婚した夫と10代の息子が上手くいっていない、つらい

当ケースは他人といっても「他人vs.他人」のケース。

自分にとって親しい他人同士が争っているとき、 両方の機嫌をとろうとしたら結局コウモリになって、 全員が不愉快な気分になるとのこと。

なので「他人を変えることはできない」と同様、自分も他人に合わせる必要などなく、 「本当の自分」と調和して自分中心に好き勝手やれば良いのですが、

「自分中心」という、「源と調和する」「何事にも動じない」という意味合いの文言を、 キラキラ☆ハッピー系でよくある「頭の悪い無責任なジコチュー」と勘違いすると ロクなことにならないというのは賢明な当サイトの読者の方々ならご存知の通り。

※あんま書きたくないがこの際だから書いちゃうけど、 幼少期からの自己研鑽を怠ってきた結果、 安易でインスタントな道(SWでいう暗黒面)に走ったキラキラ☆ハッピー系の末路というのは どれも判で押したように同じで、 これこそ「引き寄せの法則」が働いている確かな証拠ではないかと最近思ってしまう。 別に以前のように馬鹿にしているわけでなく、 現在はただ『蜘蛛の糸』ラストのお釈迦様の如く悲しい表情で眺め、 他山の石としている次第である。

まぁこの辺の「自分中心」「ダラダラ」「適当」「好き勝手」等の塩梅は他人から聞くのでなく (そもそも「自分中心」なのに他人から教わろうというのがおかしい)、 自分の経験から学ぶことですな。

以上、今回はここまで。

ケース9からケース11に続く。

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