このコーナーでは、引き寄せ、特にエイブラハムについてあれこれ 書いてきて、その中でも役に立つと認識し、実際役に立ったのが「転換のプロセス」と 「肯定的側面の本」というものであります。
「転換のプロセス」というのはネガティブな時、 「私は望まないものをみているからネガティブなんだ。では望むものは何だろう」 と考えることで、
「肯定的側面の本」というのは、嫌だと思うもの、人、状況などでイライラするとき、 少しは良い所があるだろうから、それを正直にノートに書くといったものです。
私も一時期、特にブラック企業辞めて暇な時にやっていたわけですが、 そこそこの効果はありました。
ただ、どちらも頭でいちいち考えたりノートにいちいち書いたりしなきゃならず、 非常に面倒で、そのうち止めてしまいました。 やっぱりいくら良いものでも、他人のメソッドを そのまま真似し続けるのは骨が折れるということです (私がものぐさだけなのかもしれないが)。
そんなこんなで過ごしていたある日、 私が無意識のうちに「転換のメソッド」のようなものを使っていることに ふと気付きました。
それが「東大式!転換のプロセス」というもので、 以前書いた「東大式内観法」と同様、 私が勝手に命名しただけで、東大にとってはハタ迷惑なネーミングです。
以下その概要を。
まず、自分がネガティブな時の感情をよく観察してみると、 常にネガティブ10割という風でもなく、 多くともネガ8ポジ2くらいの割合だということが分かります。
こんなのよく考えてみれば当たり前のことで、 「コンプレックス」なんて言葉は日本では劣等感という意味で使われていますが、 もともと愛憎入り交じった複雑な感情のことで、 それほど感情というものは単純に白黒つけられないものなのですが、 それがどの本にも書かれていないのは一体どういうことでしょうか。
それはともかく、ネガティブなときでも10割全部ネガティブでないことが分かれば、 残り2割程度のポジティブの尻尾を掴んで、ズルズル引き上げてやれば良いのです。
そうすれば、8:2が7:3になり、6:4、5:5となっていくわけです。
「ポジティブの尻尾を掴んで引き上げる」なんていうのは、説明用の言葉に過ぎず、 実際は「よ〜し、ポジの尻尾をつかまえるぞ」なんていちいち思わないし、 そんなイメージもしません。
自分の感情の割合がどう変化しているか、 観察すればパターンが分かってくるので、 そのパターンをちょいと突いて変えてやるといった感じですが、 やっぱり言葉を使っての説明は難しく、 感覚的なものなので、ただ慣れるのみです。
慣れてくると無意識的に「残り2割のポジティブ」に注目できるようになるのですが、 ここに至るまでには、まず自分の思考や感情を客観的に?観察できるようになる必要が あるかもしれませんし、ないかもしれません。
というわけで、私なりの「転換のプロセス」を書いてみましたが、 私が言いたいことは、 「みんなもオレの真似をして残り2割のポジティブに集中しようぜ」ではなく、 何か参考になるものがあればそれをやってみて、自分なりの方法にアレンジ していって下さい、そうすれば無理矢理他人の猿真似をするよりも長続きするし、 効果も桁違いですよ、ということです。
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