解説まとめ『ザ・マスターキー』2015第24章

前回の記事:『ザ・マスターキー』第23章

この解説も今回でやっとおしまい。

昔の記事を転載するだけなのに、何か凄く疲れた気分になりました。

そういえば、マスターキーの2021年版も書いていたけど、 引越だ何だでほったらかしになってる気がしますわ。

まあええやろ。

五感は頼りない

まず3から書かれているのは「五感は頼りにならない」ということ。

『ニューアース』の解説でも書きましたが、人間の五感なんて、 目は電磁波全体の数%しか認識できないし、耳も音波全体の数%しか認識できないし、 鼻もVXガスみたいな有毒ガスすら認識できません。

こんな頼りない五感に囚われることは自ら檻に入って喜んでいるようなもので、 真実(自分は宇宙意識と一体)が実感できれば、それが現実に顕われるし、 不足を感じるなら、まだ頼りない五感に囚われている証拠だということです。

かくいう私もカッとなるので偉そうなことは言えませんが、 たとえ不調和の状態が顕れたとしても、それは見せかけに過ぎず、 その都度「宇宙意識のみが実在する」ということを意識しましょう。

また「外の世界は相対的に過ぎず、内面こそが絶対性を持つ」と16に書いてありますが、 この辺の記述は相対性理論において「(光速cが絶対ならば)時間という概念を含む全ての物質は相対」 みたいなことが数式で記述されているので、 興味ある人は解説サイトなり漫画で分かる本なりで読んでみて頂戴。 (光速が絶対なのかどうかは、私には分からいないけど)

何をするかでなくどのようにするか

というわけで、この本の主題は「宇宙意識と私は一体である」 「私は肉体を纏った宇宙意識である」ということで、これが”真理”だの”真実”だのと 文中で呼ばれているのですが、これを実感できるようになるためには、 やっぱり繰り返ししかないと私は考えております。

繰り返すことで真理を段々と認識できるようになると、真理が行為の中に顕れると19には書いてあり、 これは『ニューアース』でいうところの「何をするかでなく、どのようにするか」とソックリではないか と思ってしまいました。

また、20には「真実は性格の中にも顕れ、それが人生を左右する。何かに不平を漏らすなら、 真理から目を逸らしている証拠」なんて書かれていて、「どのようにするか」だけでなく 「どのような性格か」も出現して、もうさ、人間に関する全状態が宇宙意識云々でいいんじゃない? などと思ってしまいました。

まあこんな「どのようにするか」とか「どのような性格か」なんてものは一々意識する必要なく、 必要なのは上に書いた「どれだけ真理を実感できるか」だけなので、それだけに集中すれば、 あとは自動的に変化していくでしょう。

総まとめ

21からは総まとめであります。

「私たちの環境、状況、出来事は、全て潜在的人格の中に存在している」

「私は非の打ち所が無い完璧な存在であることを認識すれば、”自由”になり、 どんな困難も乗り越えることができる」

「この世界で出会う全ては、内面で獲得したものの結果である」

「不完全なもの、相対的なもの、限られたものしか見ないなら、それが顕れ、 真理(宇宙意識と一体)を自覚し、それを見れば、それが顕れる」

「真理を知れば真理が顕れ、不足、ウソ、欠如は出てこなくなる」

とのことで、自分は宇宙と一体だ!僕はこのままで完璧なんだ!!なんてことを 心の底から実感できれば、あらゆる制限から自由になり、それが人生に顕れるとのことでした。

感想

最後に完走した感想ですが、今読み返してみると、 2015年当時はこんなアホな本読んでこんなこと考えていたのかと 情けなくなってまいりました。

それだけ意識および湧き出てくる思考に変化があったということなのでしょうが、 中には「これは!」と思えるようなことも書いてあり、懐かしく思えたのが正直なところです。

今回のリニューアル作業は引き寄せ系なのでちょい苦痛でしたが、 リニューアル作業自体は楽ちんちんなので、何かリニューアルできるものがあれば またやろうかと企んでおります。

以上、終わり!

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