前回の記事:5章 ペインボディとは何か
暗くて長い前半部分が終わり、後半からは解決策についてです。 まずはペインボディへの対処法についてですが、 以下のことを頭に叩き込みましょう。
これらを頭に入れた上で、嫌な気分になったり 腹が立ったときに上記のことを思い出して 「今まさにペインボディが活動している時」と気付ければ、 それだけで何とかなります。(理由は分からない)
さらに追い討ちをかけるなら、
なんてことを理解しましょう。
たとえ以上のことが理解できなくとも、 エゴやらペインボディやらで苦しみに苦しみを重ねていくと、 本書に書かれている通り「もう苦しむのはウンザリだ!」となるので、 そこから始めればOKです。
最後に、本書には書かれていないオマケのようなものを一つ。
本書では散々エゴだのペインボディだの暗い話ばかりですが、 覚えておいてほしいのは、その「逆のようなもの」も存在するということです。
例えば、会社で到底無理だと思うような仕事を任されたとき、 会社を辞めてお先真っ暗になったときなど、ネガティブな状況のときに、 心のどこかには「いけるんじゃないか」という希望がある、そのようなものです。
これは今までの経験の中で、数々の困難と感じられるものに対処してきた 思考や感情の蓄積のせいではないでしょうか。
絶望や落胆の最中において、わずかだが希望や光をもたらす何か、 「口では嫌がっているが身体は正直だな」的な何かなのですが、 これがペインボディの対極にあるものだと私は考えております。
要はエイブラハムで書かれている「本当の自分」とかいうものもこれではないかと思うのですが、 「本当の自分」「源」というものはポジでもネガでもなくニュートラルだから、 ちょっとニュアンスが違うとも思うし、正直いうとよく分かりません。
ただ、ペインボディというものがあるならば、 その対極もあるのだと思っていただければ、 ちょっとは生きていくのが楽になります。
7章 本当の自分とエゴに続く。
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