前回の記事:英語版のまとめ
今回から『Stillness Speaks』の内容について書いてまいります。
書くのはもちろん英語版についてで、 私が日本語訳を最早読まない理由は前回書いた通り。
原本である本書を手にして以来、本書についての記事を書こうと何度も思っていたのですが、 書く内容について長らく迷っていて、結果半年以上も宙ぶらりんになっておりました。
今回は、その経緯および前書き部分について書きます。
ニューアースの原本を買ったついでに購入した『Stillness Speaks』の英語版(原本)ですが、 タイトルからして糞まみれな日本語訳と異なり、そのシンプルさおよび分かりやすさにビックリして 「ああ、そういうことだったのか」と感激したのは以前書いた通りです。
それは良いのですが、本書の中身について早速記事を書こうと思った時、 本書の「読めば分かる!」というシンプルさ故に、「どうすりゃいいんだ・・・」 「一体何を書けば良いんだ、実際に本書を読めば本当に分かるんだから、書くことないじゃないか」 という状態に陥ったのです。
そのような状態でまず思いついたのが 「本書を読みながら英文法を学びましょう」という記事。
センター本番で200点満点をとった後に駒場の英Ⅰでトラウマを植え付けられ、 いまだに「英Ⅰ落とした!卒業できないいいい」という夢を見てうなされる私が、 本書の英文について文法的に解説していこうというもので、 前書きの一文を例に挙げてみると以下の通り。
(The only function of such a teacher )is [to help you remove (that which separates you) from {the truth of(who you already are) and (what you already know in the depth of your being.)}]
となり、本文はSVCの第二文型となる。動詞がisで主語はThe only以下、補語はto help you以下で、 removeの目的語はthat which以下の句で、separetesの目的語はyouとなり、 truthの中身はandで並列された関係代名詞句2つなのか、それともwho以下のみでand what you already knowと続くのか、 この辺がよく分からない…
なので訳としては多分、
そのような教師の役割は、 「あなたが既に何者であるかという真実」、 「あなたという存在の深層において、あなたが既に知っていること」から あなたを隔てているものを取り除く手助けをすることのみである。
という風になる。 (受験訳的に書くとこんな感じ。実際はもっと戸田的な訳を頭の中でこさえてる)
このような解説でもやろうかと思ったのですが、
今どき英文法とかに興味を持つなんて中高生や受験生くらいだし、 頭の中でやっている処理をイチイチ解説していたら手間がかかって面倒で仕方ないし、 そもそもこんなの高卒レベルの話なので高卒の人はできて当たり前だろうし (自分は高校卒業時にできなかったクセに何言ってだ)、
それより何より、万が一間違った解説でもやらかしたら、 ニート時代の私のような方々が大喜びしてケチをつけてくるに違いないので、 とてもじゃないけど恐くてできない、また毎晩うなされる羽目になる、 ということで却下となりました。
そして再び「どうすりゃいいんだ…」状態になり、 元々が解説不要の本なので色々考えても何も思いつかず、結局のところ
本書はニューアースと同じく10章あることだし、 やっぱ各章ごとに概要や私なりの解釈を好き勝手ダラダラ書いていき、 「詳しくは本書を読んでね。こんな記事読んでたら頭おかしなるで」 で済ませれば万事OKじゃないか!
という、何とも変わり映えのしない、いつも通りのパターンに決まったのでした。
というわけで、いつも通りのパターンで書いていくわけですが、まずは前書き。
このようなことが書かれており、あの日本語版と大体同じです。
ここで注意してほしいのは、「1章メインで」とか「本書を放置しておけ」とか書かれていますが、 それはあくまで著者の個人的感想で、そう書かれているからといって盲目的に従う必要はありません。
”the very essence of the teaching, the essence of this book, which is not in the words but within yourself.” (教えのまさにその本質、本書の本質は、言葉の中ではなくあなた自身の中にある)こそが真実であり、 本質は当記事を読んでいるあなた自身の中にあると思うので、 皆さん好きなようにされれば良いと思うのですが、これも私の個人的感想なので従う必要はありません。
以上のような感じで、次回からは各章ごとに私が感銘を受けた箇所、気になった箇所等を抜粋して、 それについて適当に訳して書いてまいります。
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